2019年8月5日月曜日

徹頭徹尾ガスの中の岩木山(1624m)(2019年7月30日)

2019.7.30

5月連休明けに、雪の武尊山で肋骨を骨折した。
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以来、山登りを控えていたが、リハビリもかねて、登山を東北の山で再開した。

3か月のブランクで、いささか心もとなかったが、八甲田、岩木山、八幡平、岩手山、早池峰山を1週間(5日)でまわる計画を立てた。

初日は八甲田山。雨だった。
http://chibira-tamy.blogspot.com/2019/08/blog-post.html

今日は二日目、岩木山。

岩木山は、津軽平野を眼下に見下ろすことができる。筑波山をもっと高くしたイメージを持っており、その頂上からの眺望を楽しみにしていた。
が、その期待は完全に裏切られる結果となった。

強風が吹き荒れ髪の毛もびちょびちょになるほどの濃いガスの中での登山となってしまった。

岩木山にはスカイラインが1254m地点まで届いており、往復1900円で簡単に到着できる。さらに、リフトが営業しており、片道600円を追加すると1470m地点まできわめて楽して行くことができる。

頂上は1624mなので、150mだけを登るだけでよい。

さすがにこれでは、と思い駐車場から出発。これだと約400mほどの登山になる。

リフトのわきから登山開始。ところが、いきなり誤算が始まる。雨こそ降っていないが、木々の葉っぱが、ガスでびちょびちょになっているのである。しばらく行くと服がべっとりと濡れた。今更カッパをきるのもうっとうしい。
リフトからの合流まで我慢我慢の登り路。

合流後は、岩の多い道になる。

ただし、ガスが晴れないので全く周りの様子がわからない。

やがて避難小屋が現れる。
風下で、少し休憩。

ここから本格的な登りになり、岩がゴロゴロした急な道を20分ほど頑張ると頂上。

避難小屋と、神社の社が待っていてくれた。

周囲は何も見えず、コメントもない状況で下山してきた。
ここまで徹頭徹尾何も見えなかったのは、開聞岳以来である。
http://chibira-tamy.blogspot.com/2016/03/blog-post.html

それでも、天候の悪さにもかかわらず、下山中、40名ほどの登山者に出くわした。
さすがに人気の百名山である。

最初から最後まで、まったく風景の得られぬ登山であった。
駐車場は、真っ暗でフォグランプが必要な状態。

リフト小屋のわきを上り始める。


リフトからの道に合流後しばらくこのような道が続く。

次第に岩がが増えるが、周りの状況はガスで分からず。

ところどころロープが張ってある岩だらけの道を、わけもわからずに登ってゆく・・

時々奇岩が目に入る

中ほどの避難小屋。黴臭くあまり快適ではない。

岩主体の道が続く。頂上付近は木はない。

頂上のケルンに到着

頂上は岩がゴロゴロして、蓼科山を思い出す。

頂上の三角点

神社にはお賽銭をあげて参拝。



登山前とほぼかわらないガスの濃さ

明日の八幡平登山に備えて、八幡平の後生掛キャンプ場に移動。
400円(駐車料)+400円(1泊テントサイト)、近隣の温泉の割引券をもらえる。

週日のせいか、お客は自分だけ。係員の人から、絶対に食べ物を放置するなと注意を受ける。
クマが寄り付くらしい。

近くの後生掛温泉に出かける。600円で温泉。
宿の前には湯畑があり、もうもうとゆけむりが上がっている。

キャンプサイトは400円+400円で選び放題。駐車場のわきにした。これだと2000円のオートサイトと変わらない。昨日と違い風よけがあり、テントがはためかないのがよい。テントはアマゾンで、6000円。少し重いが二人用で、車で出かける分には重宝している。多少の雨まで経験したが問題なし。






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