2017年4月24日月曜日

檜洞丸~蛭ヶ岳~丹沢~塔ノ岳縦走;季節外れの雪2017年4月

2017.04.22~23
久しぶりに思い立って、丹沢尾根めぐりに行ってきた。
初日;西丹沢自然教室~檜洞丸~蛭ヶ岳(山荘泊)
二日目;蛭ヶ岳~丹沢~塔ノ岳~大倉バス停

累積登高;2200m程度
歩行距離;20km程度

尾根歩きとはいえ、久しぶりの身体には厳しい登山であった。

横浜の自宅を5時過ぎに出発。
相鉄、小田急を乗り継ぎ新松田に到着。
ここから朝一番の西丹沢自然教室行のバスに搭乗(7:20)。
乗客は20名以上。
途中JR谷峨駅から乗ってくる登山者がいる。
ここまでの時間を考えるとグッドアイデアかもしれない。

途中玄倉BSに寄る。10人程度が降りる。

結局1時間余りかけて西丹沢自然教室前に到着(8:30)。
ここで、職員の方から登山届だすようにアドバイスされた。

ここから奥の方に少し進むと右に入ってゆく道がある。

いわゆるつつじ新道が始まる。
残念ながらつつじにはまだ早く、麓のほうに少し咲いているのみであった。

このルートは二年前に通ったが、単調な道を、我慢をしながら、登ってゆくしかない。
やがて、木の階段があらわれてくると頂上はもうすぐ。

頂上は、丹沢山系のお約束のなだらかなひろ~い山頂がお出迎え。(12:00)
たくさんのひとが昼食の真っ最中。

多くのひとは、犬越路のほうへ下って行った。

昼食を済ませ、みんなと反対の方向に出発。
ガスっていて、12時だというのに薄暗い。

急に人がいなくなり、なんだか不安になるが、心を決めて歩き続ける。

1時間歩いても人一人として合わない。
限りないアップダウンが続く。

おおむね500m下り600m登りかえすと蛭ヶ岳に到着。(16:00)

最後の登りは、きわめて急峻なのぼりの連続。
鎖場が続く。

挙句に茨がたくさん待ち構えている。

ここも、道がなだらかになると頂上。

あいにくガスのため周囲はほとんど眺望が効かない。

頂上付近でAUの電波が入ったので、家にLineを送る。

本日の宿は、蛭ヶ岳山荘。比較的新しくて、中はきれい。
先客が十数人。ロシア人のグループが3人。すでにウオッカで出来上がっている。

8時になるとみんな就寝。
隣できわめて安定的ないびきが始まった。
途切れもせず、一定の調子でず~っと続く・・・・

布団の中で携帯を覗くとなんと安定した電波がある。(南側中央の窓際)
天気予報の現在地を見ると相模原になっている。
山小屋の人によると、AUは頂上付近しかだめだと言っていたが・・・

夜中、ものすごい雨の音。うつらうつらとして聞いていたらすぐに静かになった。

夜が明けてみるとびっくり、10cmの積雪。
これだから春の山は危ない・・・

下山開始(5:30)

丹沢到着(7:30)

雪の中、長い長い行程を歩んで塔ノ岳に到着。(8:40)
すでにおびただしい人がどんどん登ってきている。。
それからまた長い長い山道を歩き大倉バス停に到着。(12:00)

下界は、完全に春だった。大倉の公園には遅咲きの桜が狂ったように咲いていた。


西丹沢自然教室~檜洞丸~蛭ヶ岳(泊)~丹沢~塔の岳~大倉BS


累積高度2200m、歩行距離20km以上

自然教室横の桜


これはミツマタの花。寒い時期から長~く咲いている。



下の方に見られたつつじ。まだ少し早いよう。

檜洞丸山頂。山頂はひろい。

山頂を少し下った青が岳山荘


蛭ヶ岳山頂到着。時間が遅く誰もいない・・


蛭ヶ岳山荘

これは夕ご飯のカレー。おかずが漬物等を自分で選んで食べる。


水500円/500mL,ビール500円。台の上にはごはん、おかずタッパー。自分で選んで食べる。カレールーはカウンターでもらう。給食を思い出す。

一面の雪景色。左奥が丹沢方面。遠~い。


樹氷がきれい




朝5時半なのにもう登ってきた人の足跡が・・・










富士山も積雪が増えたよう・・

振り返った蛭ヶ岳。ずいぶんと立派な山容。



雪の埋もれた尾根道が延々と続く


みやま山荘到着

丹沢山頂!今日は富士山が見えない!

丹沢の山頂もひろびろしている。

これはつぎの目的地塔ノ岳。遠い・・・

塔ノ岳到着。

大倉尾根の山桜。小粒の花弁が可愛い

大倉尾根の道。広々した立派な道。距離はずいぶんとある。