2019年7月9日火曜日

沖縄・竹富島、サイクリングが楽しい

2019.07.01

沖縄石垣島にやってきた。

今日は石垣島発の3島(西表、由布、竹富)めぐりツアーに参加中。
ツアー最後のメニューが竹富島でレンタサイクル。

ここも平べったい島で最高標高が30m程度。
建物は、すべて島の一番高いところに集まっている。

港に着くと、無料の送迎バスが沢山ある。レンタサイクル、水牛車などの観光業者が観光客が船で着くたびに港まで迎えに来てくれるのである。

レンタサイクルは大変人気で、島内には何か所も拠点がある。

島は暑い。例によってサンゴでできた砂の道で、照り返しがすごい。
しかも集落内はほとんど舗装されていない。
砂に車輪を取られながらの、サイクリング開始。

集落の家屋は、オレンジの瓦で、平屋が多い。
もれなく周囲を石垣がぐるっと囲んでいる。
屋根にはシーサがにらみを利かせている。


助かるのは、ところどころ巨木が大きな陰を作ってくれている。
木陰で頻繁に休みを取りながらのサイクリング。
太陽が真上にあるので、枝を水平に広げた大きな木でないと困る。

沢山の自転車が行きかう。

中には外人さんのグループがいる。

出発してすぐに、とてつもなく暑いのに気づく。
あわてて、スポーツ飲料を購入する。

しばらく行くと、またほしくなり、小さな店に立ち寄る。
ペットボトルのスポーツ飲料は売り切れ!
不便だが、缶入りを買う。
ふと見るとマンゴーのアイスキャンディ。
合わせて何本か購入すると、おばさんが、お菓子をくれた。
塩入のお菓子でおいしかった。

キャンディは、まごまごしていると汁が滴り落ちる。
急いで食べる必要がある。

集落はさほど広くなく、一時間ほどで帰ってきた。
集落の道路は、未舗装で白い砂である。


沢山のサイクリストが行きかう。

あかやま展望台。入場料100円。竹富最高地点。

水牛車に頻繁に出くわす。

トロピカルな木の実。

民家の軒先には必ず色とりどりの花が咲いている。


家を見守るシーサ




2019年7月7日日曜日

沖縄・由布島、水牛車に乗って上陸

2019.07.01

沖縄・石垣島にやってきた。

本日は、ツアーに参加して、西表島、由布島、竹富島を観光中。
西表島では、仲間川のマングローブクルーズの後、いよいよ由布島に!

 由布島は、西表島に浅瀬でつながった小さな島である。
標高はなんと2m未満。

そのため、昭和44年の台風で全島高潮で沈んでしまい45年に全島住民が退去したとある。
そのあと、一組の夫婦が、水牛をてこに、由布島の復興はかり、現在は全島植物園として観光客を受け入れているとのことである。

その水牛であるが、最初の1つがいを祖先に、現在50頭弱まで増やしている。

観光客は、水牛車で由布島にわたることを目当てに大挙してやってくる。
水牛様様である。

10人ほど乗せられた牛車は、砂地の浅瀬をとことことことこと、実にのんびり島に向かう。
観光客の顔は、全員幸せの笑みを湛えている。

はるか昔、家では牛を飼っていた。
苦しい農作業を黙々とこなしていたのが思い出される。
牛はまさに家族の一員であった。
一般に牛はおとなしいが、怒ると結構怖い。
馬と同じで、牛の尻には立ってはいけない。
けられて失神した友達がいた。


由布島の中は、ほとんど砂地である。
照り返しがきつくて、経験したことがない暑さで、熱中症の警戒度が否が応でも上がる。
大量に水分を取る。
それにしても暑い。汗が顔から滴り落ちる。

島には、様々な植物が植えられていて、全島植物園をうたっている。
ヤシ、バナナ、ブーゲンビリア、ラン他様々な植物があふれかえっている。

島には、小中学校がかつて存在した。
これも、台風で閉鎖。

島の西側の砂浜に行ってみた。
すでに潮が引いており、広大な干潟が現れている。
下を見るとサンゴのかけらが砂浜に大量に転がっている。
砂は、サンゴからできているようである。

はるかかなたには、小浜島。NHKの朝ドラで有名らしい・

長辺がたった700m程度の島だが、一周した後は、へとへとに疲れていた。

帰りの水牛車の牛の歩みがのろい。
ガイドのお兄ちゃんが、蛇皮線で島唄を歌いだすと途端にペースが上がった。
牛は感情があるような顔に見えないが、ちゃんとお兄ちゃんの方をみている。




対岸が由布島。直線で500m程度。全体に浅瀬で1mも水深はない。

島に向かう電線。水はどうしているのだろうか?
島には、井戸跡があった。


対岸の赤い屋根が、水牛車便の駅。

クルマを引っ張る水牛。角が後ろに曲がったのはメス。
2歳ころから車を引っ張る。
沢山の観光客がバスで到着すると次々と出発する水牛車。

沢山の観光客がバスで到着すると次々と出発する水牛車。

10人ほど乗った車を引っ張るメスの水牛。2~3歳。








オスの水牛は体もつのも大きい。オスの角は横に広がる。

メスの水牛にはブーゲンビリアの花飾り


ガイドさんは、蛇皮線をひき歌を歌う。





これはヤシ(油やし?)の花房


かつて小中学校があった・・・

由布小学校門標

由布中学校門標


今は使われない朽ちた校舎


バナナ畑も

ブーゲンビリア

異様な色のラン



小浜島と間に広がる干潟

小浜島と間に広がる干潟。向こうの山は西表島。




喫茶店前のマンタの像

シーサを戴く東屋




水牛のプール。赤ちゃん水牛もくつろいでいる。本当に水が好きである。体を冷やす目的もあるとのこと。

ガイドさんに水をかけてもらう


帰りの便。蛇皮線が聞こえ出すとピッチが上がった






沖縄・西表島、仲間川ジャングルクルーズ、サキシマスオウノキの板根がすごい!

2019.7.01

石垣島に来ている。

北緯は24度。北回帰線(N23.5°)にきわめて近く、夏至から10日しかたっていない。太陽は真上にあり、息をするのも苦しいほどのねっとりした熱風が吹いている。

3島めぐりの人気ツアーとやらに申し込んで、石垣島から西表島にやって来た。

西表・大原港に到着するとすぐに小型のモーターボートに乗り換える。
沢山の観光客である。
40~50人乗りの観光ボートが次から次へと、仲間川を登り始める。
おりしも引き潮に当たり、ところどころ流れが速く、川の水面が荒れている。

橋をくぐるとしばらくは川幅が広いが、干潮時には、干潟が現れ、川幅が半分になるという。

やがて、川幅は、だんだん狭くなり、両側にマングローブの林が延々と続くようになる。
タコの足のような根、水中から林立する気根。
勾配がすくない河川のため、潮汐の影響が、上流奥深くまで影響するとのこと。

仲間川のマングローブ林は、日本で一番規模が大きく、マングローブを構成する木の種類も何種類かあるとのこと。

川岸は、マングローブの林だけではなくところどころ、パイナップルのみたいな果実がぶら下がっている異質な樹木に出会う。パイナップルもどき(アダン、タコノキ)だという。

一時間余りのマングローブクルーズが終わり、観光バスに乗せられ、次の目的地に向かう。
水牛車で有名な由布島。



石垣の海のいろは、独特。遠くに平べったい島が見える。黒島。

タコノキ(ぱいなっぷるもどき)が大原港で出迎え

大原港から観光ボートで出航。太陽が雲間から顔を出すと強烈。

仲間大橋が見えてきた。法規上は、橋までが海だとか。
橋のない川がいっぱいあるとのことだが、川と名乗ってはいけないのではないか?



両岸にマングローブの林が現れ始めた。

ところどころ小さな支流が合流する。


根っこ部分

比較的背の高い樹林もある。昔は材木として利用。
今は伐採禁止。

西表島は、石垣島と同じく、高い山が存在する。この辺は平べったい島が多く、由布島に至っては、最大標高1.8mということらしい。


だいぶん潮が引き、根が露出してきた。

頻繁に観光ボートに出会う。

桟橋に頭を接岸した観光ボート。
川の流れに対して直角になるようにエンジンをかけて直角をキープして、
他の観光ボートが接岸できるように工夫している。

サキシマスオウノキの板根。
昔はこれをそのまま板材として利用していた。

サキシマスオウノキの板根。高さは2mほどある。
しかし、板状である利用が想像できない・・・

沢山の観光ボートがひっきりなしにやってくる。
観光(上陸)時間は10分ほど。

ガイドさんが見せてくれた仲間川のシジミ。
マングローブの林の中にいくらでもいる由。
泥抜きに10日かかるらしい。
あまりおいしくないとのこと。

気根を持つマングローブ。筍ののように生えている。

たこ足のようなマングローブ。
塩水を吸い上げても、塩分を黄色の葉っぱに集めて、水に落とすようにして、塩対策をしている。

潮が引き、気根が沢山見えてきた。