2014年9月24日水曜日

瑞牆山(みずがきやま)2014年初秋、巨石群に驚愕!

2014.09.21

山梨県北杜市にある瑞牆山にチャレンジ。
しばらく山にも遠ざかっていたので不安だったが、ともかく日帰りで決行。

朝3時半に横浜の自宅を出発。
首都高速、中央高速とも順調。
6時過ぎには、みずがき自然公園に到着。
駐車場の前には、キャンプ場がひろがっており、たくさんのテントが色とりどりに展開されている。

多くのキャンパーはすでに起きており、朝ごはんの準備に余念がないようである。

取り急ぎ準備をして、みずがき山荘経由の左回りのルートで出発。

最初は林道。途中で、富士見平山荘の標識を見たので、林道からそれて、左にルートをとった。

しかし、お弁当を車に忘れたのに気づく駐車場にバック。
おかげで30分ロス。

とりあえず富士見平山荘方面に進路をとった。

ところが、カラマツの林のなかは2mの幅の道が縦横無尽に通っている。
とりあえず上へ上へとルートをとると、いつの間に細い道をたどっている。

手元のGPSで確認しても、富士見平山荘の方向に向かっていない・・・

しばらく我慢すると岩だらけの風景になってきた。

これは、道迷いかと思ったころあい、岸壁に打ち付けられた金属製の立派な標識に出会う。

以降安心して、時には細くなる道をひたすらたどる。

ところどころ、赤のペイントとテープがあり、導かれる。

踏み跡が、結構多くあり、下手をすると道から外れる。

やがて、岩の絶壁に行きどまる。

岩の表面には、ロープを通すわっかが打ち付けてある。
ロッククライミングの場所のようだ。

元に引き返して、赤ペンキを探す。

か細い道を発見。

やがて尾根に到着。
ここから尾根道かと思いきや、再び谷筋の道。
結構急なのぼりがひたすら続く。

周りには巨大な岩の塊が点在している。

いやになりかけたころ、コルに到着。

なんと正面には富士山!
残念がら、逆光。

それでもいつもながらの美しいシルエット!

ここららもまた谷筋に入ってゆく。

しばらくゆくと、前方にたくさんの人の声。
広い登山道(といっても大きな岩だらけ)に出会う。

今まで全く登山者に出会わず。
なんとなく懐かしい雰囲気。

登山者の踏み跡で、白くなった岩群を乗り越え、乗り越え行くとやっとコルに到着。

ここは、不動滝への分岐。

右に行き、小さな梯子を上るとやっと頂上。
岩だらけの頂上。30人ばかりの人が休憩中。

風景は抜群。八ヶ岳、富士山、中おいアルプス、南アルプス。周りはぐるぐる峰群。

苦しい苦しいのぼりに耐えたご褒美。

帰りは不動滝経由でみずがき自然公園に帰着。

高低差は少なかったが歯ごたえのある山登りでした・・・・・


本日のルート(実際は軌跡)。みずがき自然公園から、左回り。山頂までは、地図にない道をたどった。途中で富士見平山荘からの道に合流。

朝6時の瑞牆山。西側にあたるため、暗い。

林道際にある案内板


林道の両側にはカラマツの林が広がる。


林道から入ると最初はこのような小さな岩が点在する斜面を登る。


地図にもないので、大丈夫かと思っていると立派な標識に出会いほっとする。




道は行き止まり。巨大な岸壁が阻む。岩登りの場所みたいである。戻り、道を探す。




いまはキノコシーズンのよう。道端には様々なキノコに出会う。






このような谷筋の厳しい斜面を我慢して歩む。


道の両側には巨大な岩塊が迫る。




またきのこ!


鞍部に到着。正面には富士山が!



そこらかしこに岩のモニュメント・・・



八ヶ岳が見えてきた。


岩の岸壁も飽き飽きしてきたが・・





富士山が大きくなってきた・・・






これは金峰山。頂上のぽっちが印象的。遠すぎてゆこうという気も起らない。




頂上は緩い岩の斜面になっている。

頂上の南側は切り立った絶壁!立ってみると足がすくむ。カメラを構えていると吸い込まれそう

帰りの北面の道は水が豊富。たくさんの小川を超えて下る。

これが不動滝。そこらかしこに不動滝といわれるものがあるが、共通項はなんだろう?
このたきは、花崗岩の表面を水が滑るように流れ落ちる・・・





不動滝からは道が整備されており、このような橋がたくさんかかる。



駐車場からの瑞牆山。朝とはずいぶん表情が違う。