2023年9月23日土曜日

久しぶりの日光白根山、懐かしく楽しかった・・

 2023.09.18

おそらく15年ぶりになると思われる日光白根山に登ってきた。登山ルートはいくつかあるが、今回は、丸沼スキー場のゴンドラを利用。

日光側から金精峠を越えてスキー場に向かう。金精峠のトンネル入り口にある登山口駐車場はすでに登山客の車でいっぱいである。ここから白根山に登ったことが数回あるが、距離が長くつらい。峠から下がった菅沼茶屋の登山口駐車場もいっぱい。なんだか今日は登山客であふれていそうである。ここは、昔は駐車無料だったが、最近は1000円だそうである。

朝9時前、丸沼スキー場に到着。広大な駐車場はさすがにまだいっぱいにはなっていない。ナンバーを見るとずいぶんと遠くからきている車が多い。9月で彼岸も近いというのに日差しが強烈。先が思いやられるがとりあえずゴンドラに乗車。グラススキーヤーや、おびただしい数のテントを眼下に眺めながらどんどん登ってゆく。考えてみたら3連休の最終日。お客さんがいっぱい。

10分もしないうちに標高2000mの駅に到着。正面には3つコブの白根山が屹立している。なんだか懐かしい眺めである。たくさんの登山客に紛れて登山道を歩き出す。

高い木々がガードしてくれて、日差しにやられることはない。道もゆるやか。それでもだんだんと体が温まり汗が噴き出す。気が付くと結構な急坂になっている。喘ぎ喘ぎのぼること、1時間半。ようやく樹林帯を抜けた。頂上の岩の頂にはたくさんの登山客が群れているのが見える。頂上まであと数十mの標高差を上るだけであるが、これが結構つらい。足元が砂でずるずると滑る。滑ると滑らないように余計な力が必要。疲れる。岩手山の頂上直下を思い出す。

ちょっとした岩ののぼりをクリアすると、丸い火口の砂場が見えた。頂上エリアに到着。砂場を除くと頂上エリアはごつごつの岩場である。白根山頂上は、次のコブの上である。見ると多くの登山客が列をなしている。写真渋滞である。

おなかもすいたので、白根山神社にお参りしてパンで昼食。

少し渋滞が途切れたころを見計らって、頂上に登る。10人ほどが頂上付近にひしめく。写真を撮ってもらう。あいにく雲が多くて周りの景色が得られない。それでも満足である。いつものことであるが達成感と満足感がわいてくる。

弥陀が池に向けて北側の登山道を降りる。こちらのルートはとてつもなく急になっている。雲間から、時折見える弥陀が池が真下に見える。滑ると危ないのでそろそろ降りてゆく。

座禅山との鞍部にある分岐まで降りてきた。ここまで降りると、再び樹林帯に入り、うす暗い道を延々とロープウェーまであるく。このみちは、20年くらい前に通った記憶があるが、ずいぶんと整備されてきた印象である。網目のような登山道になっているが、案内標識が整備されており迷うことはない。

わいわいと観光客がはしゃぐ頂上駅エリアに戻った。レストランのデッキに陣取り真正面に白根の頂を見ながら飲んだメロンソーダのおいしいこと。







スキー場のスロープを下に見ながらゴンドラで登る。



驚くことに二荒山神社までの道が舗装されている。



このエリアは、遊歩道が整備されて、要所要所の案内板も整備されてわかりやすい。

やっと、森林限界を越えた。あいにくガスっている。




時折青空がのぞく。

この鞍部を越えると頂上エリアの広場。

昔、ラーメンを作った噴火口。

白根山神社に参拝。15年間何事もなかったように鎮座。

ここが頂上。写真渋滞が激しい。

ほかの登山客にお願いして記念撮影。

弥陀が池に向けて真っ逆さまに降りてゆく。

座禅山分岐に到着。ここで一休み。

緩やかな樹林帯の道を延々と歩く。

二荒山神社に到着。安全登山を感謝する。

これが日光白根山の山頂部。左の尾根につけられた急峻な道を降りてきた。