2018年2月18日日曜日

丹沢山系塔ノ岳(2018年2月)

2018.02.18

丹沢の人気ピークの塔ノ岳に登ってきた。

戸沢の駐車場に車を置き、距離を短縮したさぼりコース。
戸沢は約600mの標高にあり、塔ノ岳には900mほど登ればよい。
(もっともポピュラーな大倉だと1200mも上る必要がある)

政次郎尾根を登り、表尾根経由塔ノ岳。
頂上まで3時間弱。

それなりに負荷のある登山でした。

やはりこの時期、冬の富士は格別である。
その背景には南アルプスの山々がキラキラと光っていた。

帰りはいつもの(大嫌いな)天神尾根を経由しトータル5時間弱の山登りでした。

表尾根から望む。中央のピークが塔ノ岳。尊仏山荘が小さく見える。

塔ノ岳頂上到着。午前10時。もうすでにたくさんの登山客がたむろしている。

途上から望む富士山

多くの登山客が富士山に魅入られている。

花立山荘から見る秦野市。ジャンプして行けそう。

2018年2月17日土曜日

クジラが大空に浮かんでいる・・

2017.11.03

新横浜の空に、クジラが浮かんでいた・・・




2018年2月4日日曜日

雪の鬼怒沼散策(2018年1月)

2018.01.20~01.21

奥鬼怒にある加仁湯温泉に泊まり、鬼怒沼の湿原に行ってきた。
宿を起点にトータル700mの登り、6.5時間の山歩きでした。

加仁湯温泉に向かう方法は3つほどあるようで、東武鉄道の駅までの宿の送迎サービスを受ける、日光の市バス利用もしくは自家用車で女夫淵(めおとぶち)温泉の駐車場までゆき宿の送迎を利用する。

今回は自家用車で向かった。

加仁湯温泉は奥鬼怒の奥の極みにあり、途中不安になるほど川沿いのカーブを何百回となくハンドルを切る必要がある。
この時期ところどころ積雪、氷結があり注意を要する。

なんとか無事に、女夫淵の駐車場に到着するともうすでに多くの観光客が、車から荷物をおろして宿の迎えのバスを待っている。
山道を歩く方法もあるが、だれも歩こうとはしていない。

やがて、複数の宿のバスが迎えに来た。マイクロバスに乗り込むとほぼ満員。
定時になったが出発しない。遅れている日光市の路線バスを待つという。

やがて鄙びた路線バスが到着。
乗客が乗り換えて出発。

ここから先は一般車は乗り入れ禁止。しかも道は完全に雪道。
チェーンを付けたバスがゆっくり走り出す。
いきなりの九十九折のヘアピンの連続が始まる。

乗車すること30分、やっと加仁湯温泉の宿に到着。
バスから次々と宿泊客が降りてきて、チェックイン。大混雑。
目測60人ほど。

チェックインするとみんなは一斉に、露天風呂に急ぐ。
たくさんの露天風呂があり、女専用はあるが、ほかは全部混浴である。
どこの露天風呂もたくさんの人がいる。中には女性も何人かおり、焦る。

しかしこの混雑もこれだけ。時間がずれるとほぼ独占的にゆったりと入れる。
24時間いつでも入浴可能。特に夜中はおすすめ。
外気温は、低くく、キーンとしている。
空を見上げるとたくさんの星々。

貸切もあるがまったく不要。

翌朝、低気圧が近づいていたが、まだ晴れ。
鬼怒沼に登る決心をした。
車道は凍っているがアイゼンなしで歩き始める、

林道の終点に到着するとそこは、鬼怒川最奥の日光沢温泉の宿の庭になっている。
山小屋の風情である。
宿の建物を潜り抜けたところから山道が始まっている。
いきなり急坂が始まり、アイゼンなしでは滑る。
軒下を借りて、アイゼン装着。

すぐに根名草山に向かう分岐があるが、右に折れて、鬼怒沼に向かう。
完全に雪の登山道になっている。

温泉神社に参拝。屋根にも雪が厚く積もっている。

しばらく谷沿いを歩く。
この辺はまだ、踏み跡がたくさんあり歩きやすい。

途中から右に折れて、急な山道が始まる。
踏み跡が少なくなり、ときどきずぼっと足がはまる。
結構体力が消耗する。

ず~っと林の中を歩く。結局鬼怒沼の直前まで同じような林を歩く。
周りはほとんど眺望はないが、それでも根名草山と思われるピークが木々の間からだんだん大きく見えてくる。

手に汗を握るようなスリリングな場所はないが、慎重に慎重に歩くべき場所もある。

やがて道の勾配が緩やかになってきた。
頂上はもう近いと思ったが大間違い。

そこから雪に足をとられながら1時間以上。
前方の方で、林が切れてきた。
やっと、鬼怒沼である。

おもったより広くないが、平坦な雪原が広がっている。
2000mの標高にある日本で一番高所にある湿原とのこと。
眺望は必ずしも良くないが、南には日光白根山とおぼしき立派なピークが意外に近く見える。

困ったのは、風が強く、太陽の光が顔をさすように痛い。最もこまったのは、
雪で足が猛烈にとられることである。足跡をたどるがそれでも沈み込む。

ベンチか、標識などがありそうな場所にむけて、GPSを頼りに歩いてみたが、結局なにも発見できず、下山することにした。

雪で足を取られるので超特急の下山とはゆかなく、
結局往復6.5時間の長丁場になってしまった。

宿に帰ってのビールと温泉が五臓六腑に染み渡った。


加仁湯温泉から出発、道はやがて緩やかになる。

女夫淵から上には4件の温泉宿があるようである。八丁の湯、加仁湯、日光沢、手白澤

迎えのマイクロバス。すでに満員

奥鬼怒郷の日光市バス。鬼怒川温泉から来ているようである。



加仁湯温泉に到着。谷間にあるため、雪深い。


宿の正面玄関。大きな提灯が目印。

宿の対岸の斜面。ライトアップされている。

部屋から見た露天風呂の一部。

日光沢温泉。山小屋の風情である。
登山道はこのトンネルをくぐる。

日光沢温泉の本館。雪深い。

宿のすぐ上にある温泉神社もたくさんの雪が積もっている。
完全に凍った小さな滝

途中一か所だけ分岐の標識がある。


ヒナタオソロシの滝にはいったん橋を渡る必要がある。



根名草山方面が時々林間から望めるようになってきた。

これは日光白根山らしい。

雪はおそらく1m以上積もっている

針葉樹林体であるが、ところどころ白樺林がある。

雪のオブジェ

やっと前方が開けてきた。


鬼怒沼!!!


二人分ほどの足跡がある。 

日光白根山のよう。意外に近い。

根名草山方面



強風が吹きすさび紫外線が肌を刺す。

だんだん雲が増えてきた。


宿で作ってもらったお弁当。林の中でたったまま食べる。



宿の囲炉裏の間にある剥製