2011年7月15日金曜日

Goatexのカッパ半額でGet.

2011.07.15

今日も会社の輪番休日でお休み。

水戸市の京成デパートに買い物に・・・

5F(南東角、店の名前は忘れた)のスポーツ用品売り場に行くとなんと50%引きセール。

見ると長年ほしかったGoatexのカッパがあった!

上下18000円でゲット。Happy.




ちなみに、ウチの黒猫のびびあんは、このごろの暑さでグロッキー気味。
でもエアコンが大嫌い!

真夏の足尾六林班峠;六林班~鋸山~庚申山(2011年7月14日)(Day2)

2011.07.14

昨夜のシシ神様の夫婦騒動で、就寝がおそくなったためか、目が覚めるとすでに明るくなっていた。虫の集中攻撃がいやだったので、朝ごはんはウィダーインジェリーとSoyJoyでテントの中で簡単に済ました。

今日のルートは、きわめて厳しい場所があると聞いていたので、2Lのペットボトルの水を小さなボトル2本(1L)に小分けし、残りは捨てた。

5:20に出発。
まずは、鋸山(1998m)へ約2km、標高差200m。数値から楽勝と思われたが・・。

鋸山への峠道取り付きがよくわからず、笹原で、いきなり藪漕ぎ。
この辺は、広い尾根になっており、一般にこういう場所は道を見失いやすい。

早朝のため、笹はたっぷり水滴をもっている。下半身完全にずぶぬれ状態。
しばらく右往左往したあと、きれいに刈り払われた道に出た。どうやら入り口を間違えたようである。

六林班峠は昔、群馬側から物資を運ぶ目的で開発されようとしていたという記事を読んだことがある。
確かに峠周辺には、その名残が残っている。
・峠には、2mくらい掘削された切通しが存在する。今は、荒れるに任されているが・・
・峠から足尾側に降りる道はしばらく2mくらいの幅がある。
・車の通行が容易になるように、きわめて忠実に等高線を追いかけるルートになっている。
ただし、下の庚申山荘の近くは、人が一人通れる程度の道幅しかない。

刈払いされた道のおかげで迷うことがなくなったが、道は小刻みに右に、左に、上に、下にと忙しい。道自体も決してよくなく思いのほか時間がかかる。

登るに従い、皇海山と鋸山がその雄姿を見せ始めてきた。
考えてみたら、昨日入山以来ほとんど眺望のない道を歩き通してきた。
こんなに眺望の利く場所にくるのは久しぶりという感じ。
遠くには燧ケ岳も望める。

日が昇り、直射日光が痛い。
鋸山到着。すでに1.5時間経過(6:50)

ここには以前栗原川から登ったことがあるが、本当に皇海山が目の前に堂々と起立している。

家に電話しようとトライしたが、NG。針は2本たっているが、つながらない。不思議。

ここからは、とんでもないルートが始まる。
背の低いコメツガの下を腰をかがめてしばらく歩く。
ふと左を見ると、とんでもなく切り立ったがけである。
そのすぐの際をあるいているのである。地震でもきたら・・・

突然、目の前に有名な長いはしごが現れる。

そこは孤立した岩山になっており、それを乗り越えるようである。

荷物が重いので、体をなるべくはしごに近づけ、一段一段慎重に登る。
登るとすぐに短いくだりはしご。
比較的簡単にクリアできたので、少し安心したら大間違い。

これから30分ばかり、緊張の汗の連続。

垂直に近いロープ(鎖)に頼った上り、30mほど、針金+トラロープ+鎖を束ねたものにつかまりながら急勾配を降下。

断崖のへつり。道の幅は20cm程度。下は絶壁。

あまりの難所続きに写真を取るのも忘れてしまった。


気が付くと、鋸山から300mの直線距離。なんと40分も経過していた。
気が付くと、サイドポケットに入れておいた虎の子のペットボトル(水)がなくなっている!
ショックの極み。のこりの0.5Lを少しずつ飲みながら歩くこととにする。

超難所をすぎるとむしろ単調な尾根道が延々と庚申山まで続く。

庚申山頂は正直期待はずれの風情。早々に下山の途についた。

途中は、さすが庚申山という風情の切り立った巨岩に圧倒され、急な道にびびりながらそろそろと降りてきた。

庚申山荘の水源と思しき谷あいで、やっと水の補給実施。

冷たい水を思い切りいただいた。おいしいこと。

猿田彦神社あとからは緩やかな道が続く。
そろそろ足にもきていた。
いやになるほど歩き、やっとかじか荘までやっと到着。

タクシーを呼ぼうとしたが、携帯が通じない!
かじか荘の受付の方にお願いして呼んでもらった。

本日出会った人
単独行x2。トレイルラン1組2名(一日で六林班まで回るとか。驚嘆!!)、庚申山行1組2名。

庚申山系は、水に恵まれた山である。
谷あいには、必ず水がながれており、なぜか心が癒される。

夏には来たくはないが、又来ても良い山である。

Day2のコース。六林班峠~鋸山~庚申山~銀山平(15km)。


鋸山への峠道。きれいに刈り払われている。どなたか奇特な方々の努力のおかげで迷わない。

鋸山への登頂途中、だんだんと皇海山の雄姿が見え始めた。左が皇海山、右が鋸山。

鋸山への登頂途中、六林班方面。地形図ではよくわからないが、このようなピークを何個か乗り越えなければいけない。途中道は悪い場所も多い。

鋸山頂上。六林班峠側は比較的緩やかだが、皇海山、庚申山側は、きわめて急峻なのぼりとなっている。

鋸山のすぐ東の垂直はしご。


とんでもないルートの一部。クリックして拡大するとわかるが、トラバースする鎖がある。足元は20cmの幅。その下は奈落の底。鎖の左には短いはしご。その上は30mほどの鎖の斜面。束にしたトラロープの一部がすり切れている。

振り返った鋸山。左ピークの手前のがけを降りてきたのである。

庚申山山頂。今までの苦しさを思うとがくっとくる位のピーク。

庚申山下の分岐。今日は疲労の限界のため、庚申山荘側に。

このような岩もくぐらなければいけない・・

真夏の足尾六林班峠;六林班~鋸山~庚申山(2011年7月13日)(Day1)

2011.07.13

銀山平(9:45)~一の鳥居(10:48)~猿田彦神社跡(12:15)~庚申山荘(休憩30分、13:00発)~六林班峠(16:22) 歩行距離;15km(GPS計測)

以前から気になっていたルートを登ってきた。
本当は、花の咲く6月を狙っていたが、チャンスがなく7月まで伸びてしまった。

銀山平からの入山で、六林班~鋸山~庚申山を一日で回るのは自分の体力ではとてもむりそうなので、一泊することにした。

自分の体力を考慮してカシミールを使って、周到にシミュレーションを行い六林班峠にキャンプすることにした。

庚申山荘は、雷雨時などの非常用に設定。

自宅を4時半に出て、わたらせ渓谷鉄道桐生駅8:08の列車に乗った。
2両連結で、途中の運動公園駅まで学生で満員。さらに、大間々駅でほとんどの乗客がおりて、数名になった。

電車は渓谷沿いにそろそろ進む。
時々、線路脇の伸びきったたけのこにぶつかりながら進む。

カーブが多く、速度は高々50km/h程度。

のんびりしたいい鉄道。運転手さんもフレンドリーで、対向列車待ち合わせのときなど、いろいろと説明してくれる。下車して写真をとる時間も豊富。

一時間あまりで、通洞駅着。(9:26)
駅前に3台のタクシーが待機している。

銀山平まで、乗せてもらう。料金は2500円程度。
林道のゲートには、3台程度の車が停車。(9:45)

ここから、一の鳥居(実質的な登山口)まで、林道を延々とあるく。
4km、高低差200m、勾配がゆるいので、足腰への負担は少ない。

一の鳥居から、沢沿いに上り始めるが、緩やかな勾配が、猿田彦神社あとまで続く。
高低差400m、距離1.8km。

ここを左におれて、しばらく行くと庚申山荘。
少し中をのぞかせていただいたが、うわさどおりきれいな山荘で快適そう。

トイレの横にある水道で、水をいただいた。
ありゃー、ペットボトルが黄色になっている。
ごみがいっぱい入っている。

しばらく流しっぱなしにしたが、それでもだめ。どうも、水道管の内側に付着してるようである。
作戦を変更して、すこしづつ流すようにした。
大分ましになった。2.5L補充した。

ここからは六林班峠まで、カシミール上は、6km、高低差300mであるが・・・

地図上は、ほとんど、等高線にそってゆく感じで、厳しいのぼりは少ない。
ただし、実際には、小さなアップダウンが数え切れなく待ち構えており、厳しい。
六林班峠まで3.3時間もかかってしまった。

このルートにはさまざまな種類の林があり、下に背の低い笹原を有しており、美しい。
途中でおそらくヤシオと思われる広大な林を見かけた。

サルの一族が遠巻きにこちらを見守っている。決して一定上近くによっては来ない。
鹿の糞はそこかしこで、転がっているが、姿は見えない。

数え切れないほど、沢を越えて、尾根をまたぎ、散々あるくが、GPSでみた目的地までの直線距離は一向に少なくならない。ひたすら汗ばかりをかく。

救いは、このルートは水が豊富で、沢ごとに水が流れている。
ほてった頭に冷たい水が気持ちがよい。水浴びもした。

やがて、緩やかな稜線が見えてきた。それに伴い少し勾配がきつい。
突然、広場が目の前に広がった。
やっと六林班峠に到着。
広場にテントをはることにした。

あっちこっち地面が掘られている。

じっとしているとおびただしい虫が体にとまる。
飯どころではない、早々にテントに飛び込みやっとほっとする。

暗くなった。

さかんにテントに体当たりをするやからが居る。

ガサガサとまるで人があるくような足音がした。

耳をすましているとまた聞こえる。

ラジオをつけたり、懐中電灯で照らしたりすると音が聞こえなくなる。

熊とかイノシシだとやばいと身構える。

そのうち、敵さんもますます大胆になり、テントのすぐそばで笹を踏みしめる音がする。

懐中電灯で照らすとびっくり、暗闇に光の玉が2個x2。

よく見ると、もののけ姫のシシ神様のような、立派な角をもったお父さん鹿がこちらを悠然と見ているのではないか? 角のない鹿も見える。
夫婦で、えさアサリでもしているようである。

通常、野生の鹿は、警戒心が強く、こんな(5m)に近寄ってこない。しかも音、光で脅しても逃げない。人になついているのか???

鹿でほっとしたが、12時をまわるころ、おうちにでも帰ったようで、あたりは森閑としてきた。


一日目のコース。銀山平から六林班峠まで。約7時間、15kmの行程。


桐生駅発(8:08)間藤駅行き列車。2両連結だったが、大間々で一両に。

外観はややくたびれているが平成元年生まれの23歳。


林道途中にある天狗の投げ石。一抱えもある岩がごろごろ。


やっと到着した”登山口”一の鳥居。この前にひろびろした広場があるが、昔はここまで車で入れたのか・・・

猿田彦神社跡。一の鳥居から1時間30分。平らに整地したあとがあたりに散在。昔はしゅくぼでもあったのか・・・

猿田彦神社あとで見かけたランのような花。

猿田彦神社にはさまざまな碑が奉納されている。新しいものもあり今も信仰が続いているようである。

有名な庚申山荘。きれいに整備されており、トイレ、水道あり。

有名な庚申山荘。

庚申山荘の前の標識。

途中の”天下見晴”のピークから見る庚申山。手前が絶壁の断崖になっている。そのすごさは翌日実感。

六林班峠に向かう唐松林。笹原と唐松の葉のバランスが美しい。

六林班峠に向けてこのような道が延々と続く。

六林班峠の標識。背の高いだけかんばがある。

六林班峠の広場。向こう側が、庚申山荘方面。虫がたくさん。

2011年7月8日金曜日

梅雨空の明山、ひたすら蒸し暑い!

2011.07.08

茨城、奥久慈、夏の明山。

天候回復という天気予報を信じて、明山へ。

上山に到着しても、まだ雨が降っている。

車を降りると虫の一斉攻撃。
耳元で、ぶんぶんぶんぶんとうるさいこと。

あまりにも蒸し暑いので、カッパにせず、雨傘にした。

雨傘は、くもの巣よけにもちょうどよい。

頂上まで40分。

風はまったくなく汗が滴り落ちる。

少し太陽がうす雲から覗くととたんに蒸し風呂。

早々に退散してきた。

車のクーラの風が気持ちがよい。

この辺は、地震の影響はあまりなかった模様。

道もあまり痛んでいないし、付近の民家の屋根も傷んでいない。


いつもの短縮コース。標高差250m程度。それでも暑くて苦しい・・




明山頂上。ひたすら蒸し暑い。

登山道で見つけた拳大のきのこ。
名前はわからない。