2015年10月11日日曜日

憧れの甲斐駒ケ岳、ヘロヘロに疲れた

2015.10.7

南アルプス二峰目に、甲斐駒ケ岳を選んだ。
季節が遅いので高い山は今年最後。

テント場が、登山口付近にあるので、テント泊を選んだ。
だんだん重い荷物を担いで登る元気がなくなってきた。

前回と同様に、芦安の駐車場に5時30分に到着。
すぐに、乗合タクシーが出発。4人ほど乗車。1200円を払う。
一時間弱で、広河原に到着。

北沢峠行のバスに乗り換える必要がある。
時刻表を見てみると、8:00出発とある!
本日は平日スケジュールで朝一番が遅い。

ソレニシテモ寒い。フリースを取り出し着用。
数度くらいか?

やっとバスが出発。南アルプス市営バスである。
ここから先は、タクシーも入れないようである。
平日にしては、バスは満員。
重い荷物を膝の上に確保。
運賃は人間550円荷物200円計750円。


切り立った山道をどんどん走るとやがて、左手に仙丈ケ岳が見えてくる。
今日は晴天で、くっきり紅葉の山肌が見える。

さらに登ってゆくと、右手に目的の駒ケ岳が頭をのぞかせている。
雪が積もったように真白く見える。

北沢峠に到着。気温2度!

来た道を少し下ると仙水峠経由の登山口がある。

しばらく下るとすぐに長衛ゴヤが見えてくる。
真新しくて快適そう。
テント場はすぐそばの川のほとりにある。

結構広い。500円払ってテント場受付を行う。

急いで、テントを張り、やっと出発。9時30分。

しばらく川沿いの緩やかな道を歩く。
何となく体の調子が悪い。

原因が不明。 少し食料を胃にいれてみる。
少し楽になった。

とろとろと歩みが遅い。
仙水小屋通過。水筒に水をいただいた。

森林帯を抜けると大規模なガレ場が現れる。
仙水峠が近い。
岩だらけの道をあちらこちらと迷いながらしばらく歩くと
やっと仙水峠。

少しばかりの広場があり登山者が休憩中。峠の向こうを見ると真白な駒ヶ岳本峰がそびえている。

ここから左に折れて、再び林に入ってゆくと尾根道がひたすら続く。
苦しい苦しい歩みと休憩を何百回繰り返しただろうか、先方に人の声がする。
駒津峰である。
10人以上の登山者が休憩中。

ここで昼食。12:30.ここではたと気が付いたのは、このまま行くと下に戻れる時間が17:00過ぎてしまう。日の入りが17:30あたり。少しもたもたすると日が暮れてしまう。

体調も少し悪い。しばらく悩んだがやはり駒ケ岳を目指すことにした。

せっかく稼いだ高度を下げて登るということを繰り返したあとようやく駒ヶ岳山頂に到着。
時間が遅いため人がまばら。

苦労して登ったご褒美は、頂上からの眺め360度。
富士山、八ヶ岳、甲府盆地、遠くには槍ヶ岳、さらに左には、仙丈ケ岳、北岳!

満足を胸に、また苦しい歩みを繰り返し、テントに到着したのはほぼ18時。
ほとんど暗くなっていた。

テント場には、駒ヶ岳方面から非常に冷たい風が吹きすさんでいた。
早々にテントに潜り込んで、シュラフで団を取った。

そのまま眠り込んでしまった・・・

標高差1000m程度の山登りだったが、すごく疲れてしまった。






広河原のバス停。天気晴朗で、すごく寒い。

南アルプス市市営のバスが来た。

北沢峠。気温は2度!


北沢峠。山小屋は工事中。


長衛小屋のテント場。


常緑樹が多い山肌に交じる紅葉。

仙水小屋の水場。もらったら声をかけること・・・・

仙水峠に広がる広大なガレ場。

黄色く染まったカラマツ

ここが仙水峠。しかし向こう側には道はない。


仙水峠からの摩利支天


仙水峠標識。駒ケ岳までまだ3時間かかる。


左が駒ヶ岳。

やっと、駒津峰に到着(2730m)

駒津峰からの駒ヶ岳の雄姿



苦労して到着した駒ヶ岳。遠くに富士山も


八ヶ岳が下に見える。

甲府盆地?

遠くには槍ヶ岳が見える!







帽子をかぶった小さなお地蔵さん岩陰に佇む。


富士山。