2019年12月20日金曜日

小春日和、粟原でヘラブナ釣りを楽しむ(2019年.12月)

2019.12.20
茨城県常陸太田市粟原に、三日月湖がある。
この湖は、毎年、ヘラブナの放流が行われており、魚影が比較的濃い。

今年も、12月10日に250㎏の放流がなされたとのこと。
入漁料は安く、茨城県内水面漁協の雑漁券を4000円で購入すると、一年間釣放題となる。

今日は、東の池の通称石張りの竹藪側にお昼頃入った。
すでに常連さんは盛んに竿を絞っている。

1週間前に、段差の底釣りにチャレンジして10枚以上をあげたので、段差に再チャレンジ。しかしながら、弱いさわりがあるのみで1.5時間経過。
風も強くなってきたので、あきらめ団子の底釣りに切り替えた。

餌は、団子の冬をベースに作ったが、やはり思わしくない。
芋グルに切り替えてみた。
それでも、ジャミの触りが増えたが食い込まない。
最後に、両方をMixしてみると次第にあたりが出るようになった。

結局11枚を数えたころ時間切れになり引き上げた。

冬になると下の石張りは、北風、西風が正面から吹き付ける。
したがって、西の池の竹藪下が南向きで冬のポイントとして非常にいいが、今年は水位が高くていまだ入ることができない。

悩むところである。

粟原東の池の石張りから北西方向。この後風が強くなる。
開始したころ風がなく暖かい絶好の釣日和。風が強いと長さおは流される範囲が広くなるので、9尺を出した。
浮もよく見える。風が強くなることを見越して小型の浮を使用。トップが短いので風で流されにくい。

3枚目ゲット。20㎝程度。きれいなへらである。

4枚目ゲット。ウロコがはがれている。放流ベラらしい。




猫が応援に駆けつけてきた。釣師から、生きたジャミをもらうため、比較的太っている。

5枚目ゲット。同じようなサイズが続く。

6枚目ゲット。

7枚目ゲット

猫がいついて離れない。

8枚目ゲット

9枚目ゲット

10枚目ゲット

11枚目ゲット

この猫たちはファミリー。夕方には近くの竹藪に帰ってゆく。家があるようだ。

2019年12月14日土曜日

やわらかい陽射しの焼森山・鶏足山2019年12月

2019.12.14

最近とみに人気の鶏足山・焼森山に登ってきた。
旧七会村赤沢には、大きな駐車場が整備されて以来、休みにはたくさんの登山客でにぎわうようになってきている。

にぎわう駐車場を横見て、しばらく行くと茂木の方に至る山道がある。
きつい峠を越えてゆくと養鶏場の下につく。
ここが、焼森山への登山口になっており、大きな案内看板がある。

ここから小さな谷に沿って登ってゆくのである。

数年前までは、いつも何台かの車が止まっていたが、最近はいつ行っても駐車している車はない。みんな表側(赤沢)から登るようになったみたいである。

養鶏場は最近でできたようで、昔はなかった鶏糞のにおいに悩まされる。
においのこもった谷筋をしばらく登ってゆくとU字状の谷筋に出る。谷筋といっても水はない。
ここはお気に入りの場所の一つである。
下草は少なく、きれいに整備されている登山道、風はなく、陽の光が谷底まで溢れている。
すぐに、体がポカポカしてきて気持ちが良い。

やがて道は大きく曲がり、尾根に出る。
最初は、低木の落葉樹の林であるが、そのうちヒノキの林になる。
とたんにあたりが暗くなる。

急な坂を、ふうふう言いながら、我慢すること30分ほどで、鶏足山からの縦走路に合流。
とりあえず、焼森山方面へ左折する。
とたんにたくさんの登山客に出会うようになる。

分岐から、緩やかな縦走路を10分も歩けば、背の高い立木が数本ある小さなピークに到着。
そこが、焼森山山頂である。

かすんでいるが天気がよく筑波山、加波山、雨巻山、日光男体山などが目に飛び込んでくる。
残念なことに、南風に乗って、養鶏場の鶏糞の匂いが追いかけてきた。
お弁当を出す気にもならず、鶏足山に向かうことにした。

鶏足山は、地形図上では三角点のある場所になっているが、更に北に300mほど行ったところに、小さなお堂のあるピークがあり、地元ではそこを鶏足山と称しているようである。
三角点のピークの眺望はあまりよくないが、お堂の方は、360°の眺望を楽しむことができる。

さすがににおいはここまでは追いかけてこず、お弁当を広げることにした。
ところが、後から次々と登山客が、到着し10人ほどで頂上はひしめき合うことに。

帰りはいつものように超特急。
トータル2時間半の山歩きでした。
旧七会村赤沢から望む赤沢富士(左)、三角点。鶏足山は一番奥の平べったいピーク。

茂木側にある登山口。最近はここを使う登山客は少ない。

登山口にある案内板

陽があふれ、気持ちのいい谷底の道を歩く。

焼森山のピーク。背の高い木が数本残されている。

宇都宮方面

鶏足山を見る。

南には雨巻山


焼森山頂上のプレート。423mある。

弛み峠。先の台風で登山道は閉鎖になっている。


鶏足山頂上。小さなお堂が鎮座する。そんなに広くない。

鶏足山のいわれを説く看板。

鶏足山から宇都宮方面。芳賀富士(270m)が見える。

焼森山・直線距離で700mある。

頂上には、ならの木の葉っぱが頑張っている。

登山口にある養鶏場。鶏糞の匂いはここから頂上まで到達。





2019年12月8日日曜日

初冬の不動滝~篭岩~明山ルート、2019年12月8日

2019.12.08

4名のパーティで奥久慈湯沢峡の入り口にある不動滝をスタートして、湯沢峡を経由して篭岩に上り、その後尾根道に出て、明山まで至るトレッキングを行った。

天気は快晴、4時間半にわたる気持ちがいい山歩きを堪能することができた。

佐中の農道わきに駐車し、不動滝に向かう。(8:05)
雲一つない快晴である。
気温が低くて、あたり一面に霜が降りている。
0℃近くの気温と思われる。

数分ののぼりですぐに不動滝に到着。
昨日の雨にしては、水量は多くない。この辺の雨量は少なかったかもしれない。

滝口の方に上る方角を見ると、大木が登山道をふさいでいる。
いきなりのリタイヤかと思ったが、足跡が続いている。
大木を潜り抜け、何とか通れそうである。

落ち葉が厚く積もった岩を削った道を、鎖につかまりながら、みんなでそろそろと上る。
やっと、滝口に到着。

ここからは、障害になる場所はあまりない。
谷筋の道をしばらく歩くと右手の斜面に上がる。

路面が斜めになり、歩きにくいが、我慢してしばらく行くと急峻な尾根道に取りつく。
半分以上が鎖の急斜面である。
苦しいが、一気に高度を稼げる。

やがて、上の方に、鉄製の手すりが見えてくる。
そこが篭岩である。

岩の壁面に、大小の穴が穿たれている。
上の方の穴に上がるアルミ製の梯子が垂直に立てかけられている。
しかし、いつのころから、使用禁止になっている。

すぐに、展望台に到着。
天気は快晴、日光の山々、少し雲がかかった那須の峰々が遠望できる。
最高の登山日和である。

しばらくの休憩の後、尾根道に取りつき、上部を目指す。
登るに従い木々の紅葉も終盤の山肌が遠くの方まで見渡せるようになってきた。

目の前には、湯沢峡を挟んで、急峻な岩山が立ち上がっている。
猩々岩という名前が付けられているはず。

やがて、尾根道を登り切り、明山の方に向かう分岐に到着。
もみじの大木のある谷を通過。
残念ながら、もみじはほとんど終盤にさしかかている。

一枚岩に到着。
ここからは目指す明山が正面にどんと構えているのが見える。
北の方を見ると、竜神峡の北側の尾根、さらに遠くには、高鈴山、堅破(たつわれ)山、土岳が遠望できる。

ここからはアップダウンが激しくなる。
まだかまだかと幾度となく登り返すとやっと、林道からの分岐のピークに到着。
ここには、テレビアンテナが設置されている。

ここまでくれば、明山はもうすぐ。
二回のぼり返し、最後の苦しいのぼりに耐えると直径5m程度のひろばが現れる。
そこが、明山頂上である。

約束の360°眺望が待ち構えていた。
快晴、言うことなし。

お弁当を広げて昼食。
そこに、トレイルランの5人グループが到着。
狭い頂上は大賑わい。
聞くと、竜神ダムを起点に20kmにわたり山道を走るという。
歩いても、苦しいのに彼らは走り去ってしまう。

帰りは、林道に出て、上山経由で帰ってきた。

朝8時に佐中の田んぼわきに到着。霜で真っ白。登山準備に余念がないメンバー。

不動滝の登山道は、先の台風の影響と思われる倒木で道がふさがれている。

不動滝の水量はさほど多くない。

登るに従い、日光男体山が遠望できるようになってきた。

これは、湯沢峡を挟んだ猩々岩。林の中に急峻な縦走路がある。

篭岩の展望台に到着。小休止。

陽があふれ気持ちがいい尾根道をどんどん歩む



ところどころにもみじの大木が、葉っぱを落とさずに頑張っている。
不思議と赤いものは少ない。




北側に見える均整のとれた555mピーク。名前は無いようである。

一枚岩で記念撮影。

なおも尾根道を進む。

明山に手が届きそうになってきた。



もみじの色があふれている山道を歩く。


ピークが頻繁に現れ、のぼり返しを繰り返す。

三つ葉峠付近のもみじ林


やっと明山に到着。早速おひるごはん。


記念撮影。

黄色いもみじ。

帰りは、林道道分岐までのぼり返しがきつい。

帰りの気持ちのいい尾根道。

帰りの気持ちのいい尾根道。



上山集落の林道を気持ちよく歩く。

出発点に帰着。篭岩が正面に控えている。