4名のパーティで奥久慈湯沢峡の入り口にある不動滝をスタートして、湯沢峡を経由して篭岩に上り、その後尾根道に出て、明山まで至るトレッキングを行った。
天気は快晴、4時間半にわたる気持ちがいい山歩きを堪能することができた。
佐中の農道わきに駐車し、不動滝に向かう。(8:05)
雲一つない快晴である。
気温が低くて、あたり一面に霜が降りている。
0℃近くの気温と思われる。
数分ののぼりですぐに不動滝に到着。
昨日の雨にしては、水量は多くない。この辺の雨量は少なかったかもしれない。
滝口の方に上る方角を見ると、大木が登山道をふさいでいる。
いきなりのリタイヤかと思ったが、足跡が続いている。
大木を潜り抜け、何とか通れそうである。
落ち葉が厚く積もった岩を削った道を、鎖につかまりながら、みんなでそろそろと上る。
やっと、滝口に到着。
ここからは、障害になる場所はあまりない。
谷筋の道をしばらく歩くと右手の斜面に上がる。
路面が斜めになり、歩きにくいが、我慢してしばらく行くと急峻な尾根道に取りつく。
半分以上が鎖の急斜面である。
苦しいが、一気に高度を稼げる。
やがて、上の方に、鉄製の手すりが見えてくる。
そこが篭岩である。
岩の壁面に、大小の穴が穿たれている。
上の方の穴に上がるアルミ製の梯子が垂直に立てかけられている。
しかし、いつのころから、使用禁止になっている。
すぐに、展望台に到着。
天気は快晴、日光の山々、少し雲がかかった那須の峰々が遠望できる。
最高の登山日和である。
しばらくの休憩の後、尾根道に取りつき、上部を目指す。
登るに従い木々の紅葉も終盤の山肌が遠くの方まで見渡せるようになってきた。
目の前には、湯沢峡を挟んで、急峻な岩山が立ち上がっている。
猩々岩という名前が付けられているはず。
やがて、尾根道を登り切り、明山の方に向かう分岐に到着。
もみじの大木のある谷を通過。
残念ながら、もみじはほとんど終盤にさしかかている。
一枚岩に到着。
ここからは目指す明山が正面にどんと構えているのが見える。
北の方を見ると、竜神峡の北側の尾根、さらに遠くには、高鈴山、堅破(たつわれ)山、土岳が遠望できる。
ここからはアップダウンが激しくなる。
まだかまだかと幾度となく登り返すとやっと、林道からの分岐のピークに到着。
ここには、テレビアンテナが設置されている。
ここまでくれば、明山はもうすぐ。
二回のぼり返し、最後の苦しいのぼりに耐えると直径5m程度のひろばが現れる。
そこが、明山頂上である。
約束の360°眺望が待ち構えていた。
快晴、言うことなし。
お弁当を広げて昼食。
そこに、トレイルランの5人グループが到着。
狭い頂上は大賑わい。
聞くと、竜神ダムを起点に20kmにわたり山道を走るという。
歩いても、苦しいのに彼らは走り去ってしまう。
帰りは、林道に出て、上山経由で帰ってきた。
朝8時に佐中の田んぼわきに到着。霜で真っ白。登山準備に余念がないメンバー。 |
不動滝の登山道は、先の台風の影響と思われる倒木で道がふさがれている。 |
不動滝の水量はさほど多くない。 |
登るに従い、日光男体山が遠望できるようになってきた。 |
これは、湯沢峡を挟んだ猩々岩。林の中に急峻な縦走路がある。 |
篭岩の展望台に到着。小休止。 |
陽があふれ気持ちがいい尾根道をどんどん歩む |
ところどころにもみじの大木が、葉っぱを落とさずに頑張っている。 不思議と赤いものは少ない。 |
北側に見える均整のとれた555mピーク。名前は無いようである。 |
一枚岩で記念撮影。 |
なおも尾根道を進む。 |
明山に手が届きそうになってきた。 |
もみじの色があふれている山道を歩く。 |
ピークが頻繁に現れ、のぼり返しを繰り返す。 |
三つ葉峠付近のもみじ林 |
やっと明山に到着。早速おひるごはん。 |
記念撮影。 |
黄色いもみじ。 |
帰りは、林道道分岐までのぼり返しがきつい。 |
帰りの気持ちのいい尾根道。 |
帰りの気持ちのいい尾根道。 |
上山集落の林道を気持ちよく歩く。 |
出発点に帰着。篭岩が正面に控えている。 |
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