2011年3月20日日曜日

余震後8日・・・

2011.03.19

大地震(東日本大地震というらしい)の後、9日たった。

それでも震度5程度の余震が散発。
大分、頻度が減ってきた。

まだ水が出ないのが堪える。
洗面器にコップいっぱいの水をためて顔を洗う。
その水を、ためておいてトイレに使う。

会社の事務所が崩壊したため、この一週間は、対応に忙殺。
運び出せる荷物は、運び出し、屋外に山積み。
雨が心配なので、ビニールをかける。

すべてが大混乱。
引越し先の事務所の耐震性がNGと急に判明。
急遽代替の事務所探し。

ご推薦の場所を下見検分。
モルタルの壁に大きなひび。

専門家に診断を頼むと時間がかかるので
自己診断で、NG。


結局会議室に。
すべてが埃まみれ・・・

来週は掃除から始まる。

ふと気が付くと庭の水仙の黄色の花びらが増えている。
知らない間に春が接近している。


2011年3月15日火曜日

震災後、4日目・・・

2011.03.15

今日は、震災後4日目。

電気は来たが、まだ水がこない。

トイレと、風呂の問題はあるが、電気が来るだけでも本当にありがたい。

宮城、福島の惨状を思うと贅沢をいえない気分になる。

会社に様子見に行った。
途中のコンビに寄ったが、食い物はガム以外何もない。
聞くと入荷はあるがすぐに売り切れになるとか・・・

会社についても何から手をつけていいのかわからない。

とにかく明日からの算段を少しつけて帰宅。

またコンビニに寄ったが、おにぎりと弁当があったので
二人前買って帰った。

駐車場を見るといわきナンバーが4~5台。
そういえば、いわき付近まで放射能で騒いでいる。
避難をしてきたのか・・・

次から次へと、日本には災難が降りかかってきている感じだが、
ここは、”がんばれ日本!”

冷静に対処をしよう。
冷静に判断しよう。
買いだめをしなくても大丈夫。

思いやりの心を持とう!

2011年3月13日日曜日

余震の一日

2011.0312

昨夜はなかなか寝付けなかった。

停電で、寒い。

情報源は、携帯のワンセグTVと、山用に昔買ったおんぼろラジオ。
明かりは、LED懐中電灯が4本もあり心強い。

水がない!
トイレが困る。

外のごみばこに雨水をためてあるのを思い出した。
小の方は、流さず、大をするとバケツでくんできて流す。

2缶ぶんあるので、4回くらい持ちそう。

ラジオとLEDをつけて横になる。

時々、余震が絶え間なく襲う。
中には、大きなものもある。
しばらくして、携帯の緊急地震警報がけたたましく叫ぶ。
来る前に出してほしい。

携帯をかけても、ほとんどつながらない。
なぜか時々、遠く(九州、関西)からのCallが時々入る。

携帯メールは送信可能。
しかしながら、すぐには届いていない。

そのうち、4通まとめ届いた旨の返事。

やがて携帯の電池もなくなり、ラジオのみ。

明るくなって付近を探索。

信号機が消えた国道を、気が狂ったように大量の自動車が流れている。
信号がないので、かえっていつもより平均速度が高い。
だれもとまらない・・・

コンビニで電池と携帯充電器を買おうと思い入った。
びっくり、広くもない暗い店内で人の列で何重にもなっている。

近所を見てみたが、劇的なシーンはないが、やはり大谷石の塀は問題。
けが人が居ないのが不思議と思うほど、ほぼ100%倒壊。

天気がよく家の中が、暖かくなると猛烈に眠くなり昼寝。

福島原発の問題をラジオががなっている。
離れているが緊張感が充満・・
JCO事故を思い出す・・・


スーパーマーケットの前の群集。





倒壊した大谷石の塀。あぶない・・・

こちらは完全倒壊

陥没した道路。しらずに突っ込むとあぶない・・

大地震発生!

2011.03.11 

最初は、いつもの地震かとおもわせるこまかな振動から始まった。
応接室で待っていたお客さんのところに到着した瞬間にいきなり大きな横揺れが始まった。
すぐに、停電し、暗くなった。

思わずテーブルの下に、お客さんと逃げ込んだ。
これでもか、これでもかというような激しくゆれが”もう許してくれ”といいたくなるほど継続。

ようやく終わったあと、応接室を飛び出した。

廊下もビルの外も埃でかすんでいる。

建物の概観を見て唖然。外壁が一部なくなっている。

事務所が心配で走って帰った。

まさに惨状。天井がことごとく落ちている!

グラウンドへの避難後の点呼で、奇跡的にけが人もなくほっとする。

しばらく待っていると、強烈な余震がきた。
自分以外の大地が林ごと、横に激しく動いている。

早めに退勤。

目の前の国道は、すでに大渋滞。

家の中も惨状きわまる。


外壁が壊れた社屋



天井が落ちた事務所

天井が落ちた事務所

自宅の惨状

天井のライトもばらばら・・・

2011年3月6日日曜日

男体山~白木山~高崎山めぐり

2011.03.06

久慈男体山頂上から東側を望むと、数件の集落が間近に望むことができる。
持方集落である。

この一体は、お椀のような地形を形成しており、標高450mもあるのに田んぼなどがある。

またこのあたりは、龍神川の源流地にもなっており、近くの小川をたどってゆくと竜神ダムに行き着く。

本日は、集落を囲むように続いている”外輪山”みたいな尾根を縦走してみた。

きれいなトイレがある駐車場から出発。


しばらく行くと、大円地越に行く左分岐があるが、まっすぐ行く。
杉林の中に入ると入山届けを出すポストがある。
左に行くと男体山の南側の尾根道に、右側を行くと北側の尾根道に合流する。

今日は男体山経由なので左を選ぶ。
テレビの中継装置用の電気を送る電柱に沿って登ってゆく。

先週、下界では雨だったが、どうもこの辺は雪だったよう。
結構新しい雪が残っている。

男体山頂上は、登山客が二人、下の東屋にも二人。

先が長いので、神社に参拝後、早々に出発。

お輪の縁をまわるようなコースの始まりだが、途中牧場を通ってショートカット。

袋田の方に降りてゆくポイントで再合流。

lここから白木山のほうに分岐。

さすがにあまり歩きこまれていないようで、時々道を見失う。
しかし、牧場との境に鉄条網があるので、基本はそれに沿ってゆけばよい。

何度かアップダウンを繰り返すといきなり、林道の工事区間に遭遇。

お椀の縁がかけたようになっており、高さ30m程度のきり通しになっている。
下って登りなおす必要がある。

橋がほしいところ。

しばらく行くと右(南)から登ってくる道の分岐に到着。
新しい標識があった。

ここからは比較的踏み込まれた道に変わった。

頂上はもうすぐであるが、勾配が非常にきつい。

頂上は、東に下りるみちもあり三叉路になっている。
このピークはなぜか三角点の標石が2個もある・・・

次に高崎山。
比較的緩やかな道が続くので快調に距離を稼げる。

高崎山は、一度林道に下りてから再度尾根に取り付きゆけばそんなに時間はかからない。

頂上から、安寺方面への道が伸びていた。

駐車場へは折り返し、林道経由で戻った。

本日は、約10km、累積登高約700m、3.5時間のコースでした。



持方駐車場~男体山~白木山~高崎山;
約10km、3.5時間、700mの登りのコース。


高低図真ん中のへこみは林道工事部。ほぼスタート標高。
(スタート部は、標高誤差あり。)




久慈男体山への登山道。頂上に電気を送る電柱がある。
新目の雪が残っている。


頂上手前から望む社。天気がものすごくよい。




男体山から東側。白木山(左)と高崎山(右端)が見える。
見るとはるか先に見える。









牧場の道路わきのケヤキ大木。


縦走路に突如現れる切通し。結構深い。


切と押しから振り返って見る男体山。


ヒノキをからしてしまったつる。やりすぎで自分も切られてしまった。



数少ない標識。白木山頂上下、南側



白木山頂上。三点の標石がなぜか二個ある。


白木山から望む男体山。


林道脇の白木山への標識。持方集落への峠にある。


林道脇の高崎山への標識。持方集落への峠にある。


高崎山標識。味がある・・・



高崎山から見た久慈男体山。