2019年7月7日日曜日

沖縄・西表島、仲間川ジャングルクルーズ、サキシマスオウノキの板根がすごい!

2019.7.01

石垣島に来ている。

北緯は24度。北回帰線(N23.5°)にきわめて近く、夏至から10日しかたっていない。太陽は真上にあり、息をするのも苦しいほどのねっとりした熱風が吹いている。

3島めぐりの人気ツアーとやらに申し込んで、石垣島から西表島にやって来た。

西表・大原港に到着するとすぐに小型のモーターボートに乗り換える。
沢山の観光客である。
40~50人乗りの観光ボートが次から次へと、仲間川を登り始める。
おりしも引き潮に当たり、ところどころ流れが速く、川の水面が荒れている。

橋をくぐるとしばらくは川幅が広いが、干潮時には、干潟が現れ、川幅が半分になるという。

やがて、川幅は、だんだん狭くなり、両側にマングローブの林が延々と続くようになる。
タコの足のような根、水中から林立する気根。
勾配がすくない河川のため、潮汐の影響が、上流奥深くまで影響するとのこと。

仲間川のマングローブ林は、日本で一番規模が大きく、マングローブを構成する木の種類も何種類かあるとのこと。

川岸は、マングローブの林だけではなくところどころ、パイナップルのみたいな果実がぶら下がっている異質な樹木に出会う。パイナップルもどき(アダン、タコノキ)だという。

一時間余りのマングローブクルーズが終わり、観光バスに乗せられ、次の目的地に向かう。
水牛車で有名な由布島。



石垣の海のいろは、独特。遠くに平べったい島が見える。黒島。

タコノキ(ぱいなっぷるもどき)が大原港で出迎え

大原港から観光ボートで出航。太陽が雲間から顔を出すと強烈。

仲間大橋が見えてきた。法規上は、橋までが海だとか。
橋のない川がいっぱいあるとのことだが、川と名乗ってはいけないのではないか?



両岸にマングローブの林が現れ始めた。

ところどころ小さな支流が合流する。


根っこ部分

比較的背の高い樹林もある。昔は材木として利用。
今は伐採禁止。

西表島は、石垣島と同じく、高い山が存在する。この辺は平べったい島が多く、由布島に至っては、最大標高1.8mということらしい。


だいぶん潮が引き、根が露出してきた。

頻繁に観光ボートに出会う。

桟橋に頭を接岸した観光ボート。
川の流れに対して直角になるようにエンジンをかけて直角をキープして、
他の観光ボートが接岸できるように工夫している。

サキシマスオウノキの板根。
昔はこれをそのまま板材として利用していた。

サキシマスオウノキの板根。高さは2mほどある。
しかし、板状である利用が想像できない・・・

沢山の観光ボートがひっきりなしにやってくる。
観光(上陸)時間は10分ほど。

ガイドさんが見せてくれた仲間川のシジミ。
マングローブの林の中にいくらでもいる由。
泥抜きに10日かかるらしい。
あまりおいしくないとのこと。

気根を持つマングローブ。筍ののように生えている。

たこ足のようなマングローブ。
塩水を吸い上げても、塩分を黄色の葉っぱに集めて、水に落とすようにして、塩対策をしている。

潮が引き、気根が沢山見えてきた。



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