2021.01.16
10年ほど前にたどったルートを記憶をたよりに 再度訪れてみた。
軽いハイキングのつもりが、あいまいな記憶のせいで結果的に結構ハードな山登りになってしまった。
無料の袋田第一駐車場に車をとめてまずは生瀬富士を目指す。
道路を渡り舗装路を少し登ってゆくと、民家の脇に登山口がある。標識はなく、記憶もあいまいで、入り口を探して右往左往してしまった。
最初は、杉林の谷筋の緩やかな道をしばらく歩く。
谷の行き詰まりになるとつづら折れの道になり、何回か折り返すと尾根に上がる。
ここから急に道が厳しくなる。枝分かれの道が何回か現れるが、ひたすら右へ進む。
道はどんどん急になり、最後は岩壁ののぼりになる。
これ以上急になるとやばいと思う頃頂上に到達する。
頂上は、とんがりの上にありそんなに広くない。そこには、4人組+1名の登山客が休憩中。お互いに場所を入れ替えて写真撮影などをする。
今日は、はれだが、もやのため遠くがはっきりしない。
しばらくの休憩の後、生瀬(袋田の滝の上流)に向かう。
くだりが又とてつもなく急峻、ロープを使って一気に数十メートル下ったかと思うとほぼ同じ高さを登り返す。形がアンバランスだが、ここは双耳峰になっている。
ここから、アップダウンを繰り返しながら、高度を下げてゆく。
滝本からの登山道の分岐を過ぎると袋田の滝を真上から覗く場所に来る。
滝全体は全面結氷。数年ぶりのことらしい。
さらに下ってゆくと滝川の渡渉地点に降りてくる。
10年前と違って、小さな橋が架けられている。
ここからはR461の旧道を通って、駐車場に帰ってきた。10年前と違い旧道は廃道になっており、月居トンネルの照明はなく、トンネル南側の民家も廃屋になっている。
時の移りを感じざるを得ない。
駐車場に着くと、満車状態で、さらに数台の車が開くのを待っている。それでもコロナのおかげで来客数が少なそうである。
狭い頂上の標識。 |
真上から望む袋田の滝(上段)。全面結氷。 |
真上から望む袋田の滝(下段)。全面結氷。 |
縦走路の末端に到達。下の方に別荘が見えてくる。 |
”袋田の上流は、どんな深い山になっているのかと思い訪れるとそこは田んぼだった。”と驚いたのが40年ほど前の思い出。そこに流れる川も今は全面結氷。 |
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