2020年3月21日土曜日

阿蘇・烏帽子岳(1337m)阿蘇山の噴煙をまじかに見る。 (2020年3月18日)

2018.3.18

九州登山旅行を行っている。
初日は霧島連峰韓国岳。
二日目(本日)は午前中が久住山、午後が烏帽子岳。

阿蘇の中岳、高岳の登山道が閉鎖されているため中岳正面に鎮座する烏帽子岳にのぼり阿蘇登山の代わりとすることにした。

烏帽子岳は、草千里の平原の真正面に構える火山である。

草千里の駐車場(500円)から出発する。
左回りで行くことにした。

草千里はGoogleMapで見るとよくわかるが、カルデラに中にできた平坦な草原である。烏帽子岳は外輪山のピーク。

草千里の草原に入ると右奥の方に草千里の外輪山に上がる登山道が見えてくる。それを目指して草原を横切る。
草は枯れていて深くなくどこでも歩行可能である。

尾根道に入ると、最初は緩やかであるがだんだん厳しくなる。
最後は、階段が出現する。
それでも標高差が少ないため難なく頂上に到着できる。

大した期待はしていなかったが、眺めは最高である。
噴煙を上げる中岳は指呼の距離に見える。
中岳の駐車場には数台の車が見えるが、頂上への道路は封鎖されている。
その上には大きな火口が口を開けていて、盛んに噴煙を上げている。

南東側眼下を眺めれば、そこはまさに絶壁。一気に300mほど落ち込む。
崩壊が激しいらしく、盛んに砂防工事が行われている。

振り返り北側を伺うと、優しい風貌の杵島岳が草千里を挟んでそびえたつ。

下りは、左回りに登りと比べるとなだらかな登山道を下りてきた。

一周4㎞、標高差250m、2時間弱の山旅でした。

GoogleMap(3D)から。草千里と烏帽子岳は、中岳火口と高岳・中岳の対称的な存在である。

草千里から望む烏帽子岳。

草千里から振り返る優しい風貌の杵島岳(1326m)

尾根に取り付き、眺める烏帽子岳。最初は緩いが次第にのぼりが厳しくなる。

草千里。これもカルデラ。

中岳方面

大きな火口が噴煙を吐く。現在火口付近には入れない。


烏帽子岳の南側は鋭い落ち込みになっている。

比較的広い頂上。




祖母山の登山口に移動する際に見上げる根子岳。
その異様な風貌には度肝を抜かれる。肉がそがれて、骨だらけになった悪魔のイメージ。
変な魅力がある。


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