2012年10月2日火曜日

遠かった雲取山(Day2)

2012.09.30

台風が接近している。
雨音に今日はあきらめて下山かとおもいながらうつらうつらしていた。
5時半に電灯が点灯。

外を見ると晴れ。
雨音と思ったのは谷川の水音だった・・・ラッキー!

急いで朝食を終えて、頂上に向けて出発。(6:30)
昼食は宿で作っていただいた、ちらしずしのお弁当。

今日は頂上まで900m程度の高低差。
大木の生い茂る谷間に入り、小さな谷橋を渡ると急峻な道が始まる。

これはいきなりハードだと思ったが、その後は頂上直下まで比較的緩やかな道が続く。

尾根道だとアップダウンがつきものだが、このコースは尾根下をひたすら緩やかにまっすぐ上がってゆくようになっている。

道もよく整備されており、歩きやすい。

頂上直下は厳しい尾根ののぼりになる。
そろそろくたびれたころいきなり樹木が切れる。
そこはもう山頂で、立派な山小屋が建っていた。(9:10)

先客はだれもいない。

幸いにも遠くの峰峰まで見渡せる。

昨夜の残りのビールで乾杯。

頂上からは、ひたすらひたすら長いくだり道を4時間もかけて、留浦のバス停に降りてきた。

下界は大変暑かった・・・


宿の脇の谷筋を上がってゆく。まだ薄暗い。


うすぐらい急峻な道をあがって行く。



少し見晴らしのよい場所に来た。


雲がかかり、どこが山頂かわからない。




急峻な斜面を斜めに単調に切りあがってゆく。
道はよく整備されており歩きやすい。





しばしの休憩。このような樹林帯を頂上の直下まで歩く。


ところどころ丸太橋がある。ひとりづつ慎重に渡る。




右手に、下山のコースと思われる東の稜線が見えてきた。



見えた!これが雲取山頂上か・・

相変わらず似たような道が続く。




こんな感じで単調に上ってゆく。
Up-Downがなくてよい。


三条ダルミという意味不明の地点に到着。
ここは道の交差点になっており、飛龍山からの尾根伝いの道も合流。
(左下方向が三条の湯、右が飛龍山)
なぜか板を敷いたスペースがある。




休憩・・





ここからは、傾斜が急にきつくなる。
右に左に折れながら上ってゆく。




樹木が切れたと思うとそこに雲取山標識が・・・しかし本当の頂上はまだ先。


これが手前の標識。


石尾根方向。

真新しいきれいな山小屋。
のぞいてみたが、かび臭くはなかった。

この先が本当の山頂。






雲取山頂!!空は晴れている!



標石群。なんでこんなにたくさんあるのか意味不明。




今日は残念ながら遠くの山に雲がかかって入れ見えないが名だたる山山が望めるそう。





これが飛龍山。縦走するにはずいぶんと距離がありそう・・・








ここからは、石尾根経由で鴨沢BSに向けて降りてゆく。




不思議なことに尾根付近のみ樹木がない。
防火帯かもしれない。
ゆるやかな尾根道が延々と続く。


頂上からはジグザグに道がつづく。


写真ではなかなか感覚がわからないが、雲取山はずいぶんと奥深い山である。
周囲の渓谷が深く長く続いている。

しばらく平坦な道が続く。楽な代わりになかなか高度が下りない。



標識は完備。道を間違いようがない。


振り返った雲取山。なかなか頂上の姿は見えないがこんな山だった。




富田新道分岐。要所要所にちゃんとした標識がある。



短い笹の急斜面に立つ唐松林が美しい。




延々と続く尾根道

ヘリポートが見えてきた。






ヘリコプターがちょうど着陸。



非難小屋?無人みたい。


ヘリコプターは行ってしまった。



これがヘリポート。キャンプ禁止とある。






まだまだ続く平坦道・・









ふと見上げると鹿が・・。近寄ってもまったく逃げるそぶりがない。
体が小さく赤ん坊かもしれない。



伐採された木がなんとも異様・・・




やっと留浦BSに到着。下界は気温が高い!






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