2010年11月21日日曜日

紅葉が少しからぶりの奥久慈太郎山

2010.11.21

水郡線の上小川駅の上流に骨の関節部みたいな形状の”半島”状の突き出しがある。

その脇を久慈川がえぐるように流れており、斜面の紅葉もなんとなくきれいそう。
地形図を見ると、太郎山まで続く道が描かれている。

紅葉狩りを兼ねて、太郎山まで登ってみた。
歩行距離17km、歩行時間5.5時間、累積登高780m。
結構しんどい行程でした。

結論的に言うとお勧めのコースではない。
1)道が整備されていない。
・地形図の道が見当たらないことが多い。⇒地図が必須。
・標識は一切ない!
2)植林が多く薄暗い。もみじも少ない。
3)眺望もほとんど得られない。

それでも、ところどころもみじの大木に遭遇した。

鰐が淵橋の北側を右に折れ、しばらく行ったところに駐車させていただいた。
少し水戸方面に戻った山造バス停付近から、山に入った。
地図上は、川岸を道が続いているはずであるが、直ぐに見失う。
上のほうをうかがうと、道らしき気配があり上ると獣道ライクな踏み跡あり。
等高線に従うように伸びているので、しばらくフォロー。
ところどころほとんど、見えなくなるが、なんとなく続いている。

やがて、水郡線の鷲の巣トンネルの上辺りに出てくる。
それでも、地図の道に出会わない。
我慢して、歩き続けるといきなり、広い道に出くわす。

それでも直ぐに薄い踏み跡になる。

やがて、谷川に出会い、そこから始まる尾根に取り付くと結構はっきりした道に出会う。

そこから厳しいのぼりが始まり一気に400m程度までに登ってしまう。

そこからはアップダウンが続く比較的に緩やかな山道になる。

何十回かアップダウンをくりかえすと鉄条網に囲われたアンテナがある太郎山に到着する。

下りが大変。
当初計画していた道が発見できない。
林道をたどってみたが、行き止まり。
地形図に描かれた破線の道がある谷間に強引に下りてみたら荒れ果てた道を発見。

手入れがまったく行き届いていない杉が密植された暗い谷間をゆっくり下りてきた。
道も、森もまったく手入れがなされていない。倒木が行く手を邪魔する。
苔むした岩が滑る。
下津原に出てきた。

想定上に時間がかかってしまい、お腹がすいた。
鰐が淵橋の袂に、山水という食堂があり入った。
月見そばを注文した。
りんごと白菜の漬物も出てきた。
値段も安く、大変おいしかった。
お勧め!!
鮎の塩焼きも販売していた。

ルート。当初緑を計画していたが、
結果的に赤になってしまった。
道がなくなっている。標識なし。地図の準備必須。

高低図。鷲の巣トンネルの上から一気に登ってしまうとあとは比較的平坦な尾根道になる。
ただし、道は古いもので、あまりよくない。


400m地点からの久慈男体山遠望。

尾根道の様子。ところどころテープがぶら下がっている。
標識はまったくない。

もみじは今が盛り。ただし、そんなに多くない。

もみじ。


もみじ。

もみじ。

もみじのあかちゃん。

どうだんつつじ。

どうだんつつじ。

もみじの大木。本日の圧巻。

もみじの大木

かえでの小木

太郎山頂上のアンテナ群。航空機用のものらしい。

太郎山頂上のアンテナ群。航空機用のものらしい。

太郎山頂上のアンテナ群。航空機用のものらしい。

太郎山頂上のアンテナ群。航空機用ではない(?)

国交省の施設らしい・・

林道から見た袋田の生瀬富士(左のとんがり)

昼間も暗い杉林の道・荒れ放題。

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