2021年8月2日月曜日

真夏の男鹿半島と白神山地(2021年7月28~29日)

 2021.7.28-29

2021年7月現在、日本には世界遺産なるものが23件存在する。別に世界遺産コレクタではないが意識せず、既にそのうち5件も訪問している。今回白神山地で6件目となる。

白神山地は法隆寺、姫路城、屋久島とともに、1993年に日本で一番早くに認定されている。

白神山地は秋田県と青森県の県境に広がる山地である。それぞれのピークは高々1000m程度であるが、山域は広大で、著名なビューポイントまではふもとの村から長い距離のドライブが必要である。ちなみに藤里のビジターセンタを起点に、岳岱(がくたい)といわれるポイントまでドライブすると、狭い山道を1時間弱運転しなければいけない。所によってはすれ違いがむつかしいので要注意である。

また、動物が沢山暮らしているので、動物優先の運転も求められる。

ちなみに、遭遇した動物は、クマ、狸、リス、山鳩。特に山鳩はたくさんいて、なかなかよけてくれない。

今回は、秋田県藤里町から入山し、秋田県の弘前方面に抜けた。


途中で、男鹿半島の寒風山に立ち寄った。頂上には、回転展望塔があり、広大な八郎潟干拓地が眼下に広がる。北を望むと目的地の白神山地が広がっている。




寒風山から八郎潟を望む。八郎潟はかつては琵琶湖に次ぐ第二の面積を誇っていたが現在は、干拓地の周辺に残存湖が多少残るのみである。



海沿いには多数の風力発電風車。どこもそうであるが、すべてが同じように回っていないのがいつも気になる。



八郎潟の広大な干拓地には一面稲作が行われている。干拓地内の道路はひたすら直線。











秋田といえばなまはげ。寒風山の展望台に展示がなされている。



白神山地の岳岱(がくたい)に到着。立派な展示小屋がある。太陽電池による照明がつくが暗くてよく見えない。



樹齢400年といわれるケヤキの木。残念ながら半分朽ちている。

樹齢400年といわれるケヤキの木。残念ながら半分朽ちている。

ケヤキの幹には漢字の刻みが入っているものがある。これはいたずらではなく、戦時中に伐採が計画されていた跡ということである。ブナの木から戦闘機のプロペラが作られたりしている。

朽ちたブナには虫の巣か、キノコがびっしり。

モリアオガエルの池。今はふ化してオタマジャクシが泳いでいる。

岩の上のブナの巨木。幹回りは2~3mある。

見上げるとブナの木には大量の葉っぱが繁茂している。





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