2018年7月21日土曜日

夏真っ盛りの奥穂高岳(3190m)、二泊三日で上高地より登る。(Day1)(2018年7月19日)

2018.7.19

昔の仲間と示し合わせて、奥穂高岳にチャレンジ。
天気は、抜群の快晴に恵まれたが、その反面、直射日光に悩まされる羽目になった。

奥穂高岳頂上からは、360°フルの展望が、目のあたりにし、今までの苦しさもわすれ、思わず涙ぐんでしまった。

初日;上高地~涸沢小屋(泊)
二日目;涸沢小屋~奥穂高岳~涸沢岳~涸沢小屋~横尾山荘(泊)
三日目;横尾山荘~上高地

初日は、横浜の自宅を朝4時に出発。松本駅で仲間に合流後沢渡の駐車場に向かう。
木曜日とあって、7時過ぎだが、道はさほど混んでいない。

沢渡本橋の駐車場に到着。40%の入り。係員の方に聞くと今日は混んでいない由。
タクシーだと4200円。バスだと1100円程度。二人なのでけっちってバスにした。

30分で上高地バスターミナルに到着・
標高はすでに1500m。雰囲気は完全に高原。

トイレを済ませて、梓川沿いの道をさかのぼる。

遡るといっても、高低差はほとんどない。
明神通過、徳澤通過、横尾到着(ここまで10km、標高差100m!)
幸いなことに登山客は多くない。

ここから、横尾大橋を渡り、本格的な登山道かとおもいきや、しばらく川沿いの平坦な登山道をひとしきり歩む。またもや距離の割にほとんど高度を稼げない。

日向だと、陽の光がガンガン状態である。
幸いなことに木陰になっている。

じわじわと登りになってきた。
なんだか、足に力が入らない。

手に震えがくる。
これはやばいと思い、塩飴をもらいなめ続ける。
少しはましである。

橋を渡った。

さらに本格的なのぼりが始まる。
ここからが地獄のような登りが、涸沢小屋まで続く。
ほんとに足に力が入らない。

樹木が低くなってきた。
陽の光が容赦ない。

木陰を見つけては休む事の繰り返し。

道の脇に沢水が流れている。
思い切り頭に水をかける。
生き返る思いがする。

涸沢ヒュッテの屋根がちらちら見えてきた。
でもなかなか近づかない。

やっと、分岐道。

右にルートを取り、さらに苦しい歩みを続ける。
ガレ場に出てきた。

左手にヒュッテ。
ふと正面に目を向けると、背後の崖の陰になった涸沢小屋がへばりついている。

やっと到着。

しかし、先行したはずの仲間がいない。
大騒ぎであたりを探していると電話がかかってきた。
この辺はAUの電波が入り、ラッキーなことに双方がAU。

聞けば間違って、ヒュッテで待っていたとのこと。

疲労しきって、5時半の夕食後、へたり込んでしまい6時から翌朝4時までトイレも行かず寝込んでしまった。

沢渡駐車場到着(7:50)
上高地バスターミナル到着(8:40)

カッパ橋到着(8:50)


名物の河童橋にはまだお客さんは多くない。
背後には奥穂の峰々が待ち構える。



河童橋は、昔は跳ね橋だったとか。
水位が高い時には、収納していたかもしれない。

川沿いに歩むに従い奥穂の峰々が大きくなってきた。

徳澤到着(10:25)

徳澤の売店にはアイスクリームをほうばる観光客が多い。
日向ではとんでもない気温になってきた。

明日の宿、横尾山荘前に到着。(11:25)
ここは、槍への分岐。
涸沢はここを左に、橋を渡る。

槍ヶ岳には11kmもある!

横尾大橋で記念撮影

屏風岩が大きく見えてきた。涸沢にはこの麓を大きく左に巻いてゆく。



本谷橋を渡った。(13:00)

やっと涸沢が見えてきた。それにしても遠い。



沢水が道の脇に大量に流れている。
思い切り頭を冷やす。
雪解け水が冷たい!



涸沢の末端。向こうには白出のコルが光って見える。
明日ここを登ってゆく。



登ってきた方向を振り返る。遠くのとんがりが常念岳。



やっと涸沢ヒュッテの分岐到着(15:10)

ガレ場の上はテント場。

やっと涸沢小屋に到着(15:40)


ヒュッテより少し高いところにあり、テント場がよく見える。

涸沢のカール!

同行の大森さんも、ヒュッテから到着。

宿の裏のがけには、日光キスゲの群落

宿の前は、北穂、奥穂の分岐となっている

空はあくまでもブルー

ビールを飲んでくつろぎ中の大森さん






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