2016年3月8日火曜日

長年の憧れの屋久島宮之浦岳縦走(2016早春)、花粉症は発症せず・・・(Day1)

2016.03.03

長年の夢であった屋久島行きを決行する日がやってきた。
併せて開聞岳にも3泊4日の強行軍で実施。

初日:登山口~淀川小屋

⇒このブログ

二日目:淀川小屋~宮之浦岳~高塚小屋
chibira-tamy.blogspot.com/2016/03/2016day2.html

三日目:高塚小屋~縄文杉~ウイルソン株~白谷雲水峡
chibira-tamy.blogspot.com/2016/03/2016day3.htm


スケジュールがきつすぎて、あまりにもあわただしかったのが反省事項。

今回の日程表

特に初日の鹿児島空港を下りた後に、荷物を受け取りバス停に行くとすぐにバスが発車。
これが失敗すると今回のスケジュールがずたずたになる可能性があった。

朝5時の始発のリムジンバスに横浜YCATから乗車。
時刻の割に、乗客が多い。

搭乗を待つ間に、朝日が昇ってきた。6時20分。

飛行機はガラガラで助かった。鹿児島空港での荷物受取が早くできた。ラッキーであった。

鹿児島港に到着すると多くの乗客が乗船手続きをしている。回転が悪くなかなか順番が回ってこない。
おかげで、レストランで朝食を食べ損ねた。仕方がないので、サンドイッチを買って船内で食べる。

高速船ということで、80km/hの高速で走っているにも関わらずほとんど揺れない。
時々お姉さんが回ってきてシートベルトを締めるように指示をして回る。
海はべたなぎ。

やがて平べったい種子島に到着。
多くの乗客が下船してしまった。
窓側の席に移る。

やがて前方に屋久島が見えてきた。
種子島とまるっきり様子が違う。

なんだかデジャブ感覚がする。
そう子供のころ絵本で見た桃太郎の鬼が島のイメージそのもの。
海岸近くからいきなり鋭い峰が立ち上がる。
岩をむき出しにしたピークもいくつも見える。
種子島とギャップがすごい。


船はやがて安房港に入港。

バスの時刻までに40分ほどある。今のうちに飛行機に積めなかったがスカートリッジを購入する必要がある。

港の近くの観光センターで山用品店を確認。
ところが、おばさんがアイゼンが必要だといい、山用品店でレンタルしろと勧めてくれた。
結果的に少し役立った。

徒歩10分程度のところの森のきらめきという店まで歩く。
汗が噴き出る。亜熱帯である。

関東と違って落葉樹はない。

森のきらめきでカートリッジを購入し、8本スパイクの簡易アイゼンをレンタル。500円。
宮之浦の売店で返却できるという由。

店の前のBSでバスを待つ。

やがて少し古めかしいバスが到着。
なんと乗客は一人。
結局この乗客の人と最後まで一緒の行程だった。

バスは、いきなり山道に入り、一時間ほど延々と登り続ける。
途中BSがいくつもあるがひとりとして乗ってこない。

もっともポピュラーな登山口の荒川口への分岐を通過、屋久杉ランドを通過、
紀元杉BSにやっと到着。

これだけ乗ってたった1000円弱。
標高はすでに1200mを超える。

ここから、舗装路をしばらく歩くと登山口。
一般車も入れるようで、数台の車が駐車。

登山届を提出し、しばらくあるき、淀川小屋に到着。

少し古いが、すごくきれい。50人ほどは泊まれそう。

バスで一緒だった方と二人だけで宿泊。
持ってきたテントが無駄になった。

小屋の近くには谷川が流れており、水場になっている。

水は透き通っている。
何の色もついていない。

さっさと夕食をとり就寝。

さすがに南国とはいえ、1300mの標高、夜には冷えてきた。

いつの間にか眠っていた。


今回の縦走の軌跡


羽田空港での朝日

快晴で富士山も一段ときれい

昨年夏登った北岳は真っ白。

機内。ガラガラ。

高速船内部。桜島を望む。

指宿沖。開聞岳が美しい・・・

種子島に到着

鬼が島(屋久島)に接近。

森のきらめきで、ガスカートリッジを買い、スパイクをレンタル。

登山バス。乗客は二人

折り返しの出発を待つバス。

さっそく杉巨木がお出迎え。川上杉(営林署の人の名前とか)
これでも樹齢1000年以上。


屋久ざるも出迎え。本土のサルよりも小さめ。体の小さい子供を連れている。

ここが登山口。来たほうを振り返る。ここを左に上がる。駐車スペースは10台。トイレあり。
一般車のようである。

淀川小屋。水場も近く、中はきれいでなかなかいい。


小屋の裏を流れる小川が水場。湧水ではなく流水だがどこまでも澄んでいて心配は無そう。



小屋の前土間。内部の床は掃除が行き届ききれい。

現在気温は6度。翌朝は0度だった。

小屋のわきを流れる淀川。


淀川の水。透明そのもの。

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