2010年5月4日火曜日

五月の竜神峡上り(Part1)

2010.05.03

連休を利用して、龍神峡を最下流から最上流まで一気に上ってみた。
一泊二日。そのため荷物が重い。

始点と終点が大幅に違うため今回は、公共交通を利用。
水郡線常陸太田駅で、10:02の路線バスにのる。
親切な運転手さんに案内されながら竜神ダムBSに到着。
ここまで約40分、料金850円。最初から最後まで貸し切りバス状態。
後で気がついたが、竜神大橋まで、臨時バスが出ており、500円。
300円程度の渡橋料を払ってもおつりがくる・・・

いつもは人っ子一人見ないが、流石にゴールデンウイーク。
ダム側の駐車場も満杯。警備員までも出動、交通整理。
大橋にかかるこいのぼりを見ながら一路、亀が淵。
途中20人以上のハイカーにも出会った。
亀が淵でも多くの人が川原でお弁当を広げているのを横目にみながら、武生神社のほうに上がってゆく。すぐに標識があり、そこを裏手、左方向に入ってゆき5分ほどで、川に下りる。
ここで、休憩昼食。

ここからはいよいよ、沢登り、大岩乗り越え、へつり、高巻の始まり。

10kgの荷物はさすがに厳しく、特にへつりの最中に、ザックが横にずれるとバランスを崩すので危ない。

沢に入って4時間強、午後4時。水車の残骸のある場所のすぐ下の川原にテントを張ることにした。
本日ここまで、約10km。厳しい一日だった。

この時期から、ユスリカの大群が発生するようである。さしはしないが、人にまつわりつき、決して気分のよいものではない。それに蜘蛛の活動も活発になりその意味でもシーズンが終わりつつあると感じる。


コース(GPS軌跡);竜神ダムBS~キャンプサイト。


路線バスから見た太田市街。昔ながらの細い路地をくねくねと走る。


竜神大吊橋にかかるこいのぼり群。橋には多くの観光客。


亀が淵。ここまで、約4km。暑い舗装道に閉口。


龍神川に降り立ったポイント。ここから本格的な沢登りが始まる。


巨岩が行く手をさえぎる。


大きな岩を多い尽くすイワウチワ。


こういいう場所は、へつりも難しく、大きく高巻。


延々とつくづく岩の回廊。


時々このような淵に出くわす。

このような場所は右に左にへつりの連続。


キャンプを張った場所にあったいのしし(?)の骸骨。このままではかわいそうなので埋葬してあげた。


砂場に張ったテント。細かい砂地で都合が良かった。

夜の風景。ろうそくの光でもカメラが映った。


懐中電灯に照らされた真上の木の葉。
峡谷のため、空も少ししか見えず、懐中電灯を消すと漆黒の闇。
聞こえるのは川のせせらぎのみ。

0 件のコメント:

コメントを投稿