2020年7月17日金曜日

梅雨の合間の西吾妻山(2035m)天元台ロープウエーで登る。(2020年7月13日)

2020.07.13

新型コロナによる移動自粛が解けて、初めての県外移動。
場所は、山形県の米沢市の南端にある西吾妻山。
標高は、2035m。
今回は、3月の九州登山以来の本格的な山登りで、体力にいささか自信がない。
ロープウエーとリフトを最大限活用することとなった。

朝8時前に天元台ロープウエーの駐車場に到着するとすでに2台の先客がいる。
始発は8:20であるが、8時前に従業員を乗せた便が出発する。
たくさん乗っている。
スキー場は、夏でも開いており、もっぱら登山客や、陸上などの練習客相手にサービスを行っている。

8:20分の始発に乗車。あいにく雨模様。それでも登山客は10人ほど。
結構急な勾配を登ってゆくと、10分もしないうちに上の駅に到着。

平原になっており、レストランや、ペンション村、陸上のグラウンドなどの設備が点在しているが、あいにく雨模様+ガスであたりは全く様子がうかがうことができない。

看板に従って、リフトを乗り継ぐ。結構長くロープウエーを含めて40分ほどかけてリフトの最高地点に到着。
標高はすでに1800mを超える。

リフトを下りるとすぐに登山道が始まる。
岩がゴロゴロした道で結構歩きにくい。
100mほど登ると道は緩やかになり木道を中心になり、展望も開けてくる。

ラッキーなことに雨が上がって薄日もさしてきた。
途端に蒸し暑くなり、カッパを脱ぎ捨て半そで姿になる。

まだ湿度が高いが、風はそれなりに冷たく気持ちがいい。

少し下がり、岩だらけの道を上り詰め、梵天岩を通過する。
岩の広場の向こうに神社の祠が見える。

吾妻神社である。
とりあえずお賽銭をあげて、お参りを済ませる。
ラミネートパックされた”吾妻神社参拝登山の證”が提供されているので一枚いただいて帰ってきた。それには昭和7年に書かれた本神社の絵が描かれている。

そこから、西吾妻避難小屋まではすぐの距離である。
中を覗いてみたが、あんまり快適そうではない。

頂上に向かう。
頂上の標識は、灌木に囲まれた小さな広場にあった。
平ヶ岳の頂上を思い出した。

天気はそれなりによくなり、一部で青空も覗いてきた。

高層湿原の木道を快適に歩み、下山してきた。

特に下りのリフトからは、米沢の市街を正面眼下に望め、爽快感はひとしおである。

西吾妻山は、頂上がひらべったい東北らしい優しい山であった。

ロープウエーを下りるとガスで視界が乏しい。
とりあえずリフトに急ぐ。

ガスの中、スロープを登る。
先行二人組は、最先頭の登山客。

リフト終点から少し登ると木道になる。

薄ピンクのシャクナゲが目に優しく映る。

道はいったん下り、次のピークが梵天岩、天狗岩。

木道のあることろは歩きやすい。

チングルマの群生に出会う。
競うように咲き誇っている。

チングルマ。バラ科とのことである。そういえば、おしべがまさにばらの雰囲気である。

吾妻神社。

吾妻神社から少し降りると西吾妻避難小屋。

地味な花だと思っていたが、WIKIPEDIAによるとなんとチングルマの実だそうである。

人形岩。人形には見えない・・・

リフトまで帰ってきた。登山道はこのような感じで始まる。

リフトは、米沢市街に向けて降りる。

天元台高原には、ペンション村や、グラウンドがある。



ロープウエーは結構急である。





小野川温泉の滝の湯で汗を流す。250円。
5~6人入れば満員の小さな温泉。
真ん前に駐車スペースがあるが、道路の反対側にも組合の無料駐車場がある。
駐車場の場所を地元の人に聞いたら、話す時にはマスクをしろとマスクなしで叱られた。


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