20240428
八溝山には一年を通して、登山をしている。
前回は、3/16。1か月半前であったが、登山道には雪が大量に残されていた。季節の移ろう速度は速いものである。今回は、若葉の下、半そでの登山であった。
GW前半だけあり、たくさんの登山客が訪れている。8合目の駐車場に到着すると4台の先客。ここまで多いことはめったにない。
いつものように日輪寺に向けていったん下り、頂上に向かうことにした。いつになく水量が多い谷川を渡り、薄暗い巨木の杉林の下道を100mほど高度を稼ぐと日輪寺に到着。冬の間はお坊さんは不在であったが、今日は本堂の扉は解放されている。ここにも多数の参拝客の車が駐車中。
参拝後、東屋で小休止し、頂上にまっすぐ伸びる尾根道と格闘を始める。ブナが主体の森には、薄緑の若葉が出そろっているが、まだ小さく、体に当たる日光で、体は容赦なくあぶられる。
尾根道の道端には、カタクリの花が、咲いている。ほとんどの花は終わりを告げているが、まだ頑張って花びらを広げているものもある。カタクリは一斉に開花しないものかもしれない。
そうこう考えて歩いているうちに、頂上に到着。八溝山神社に参拝後いつものように展望台に上がってみる。ふもとから吹き上げてくる風が火照った体に快い。今日は天気が良く、春霞ながらも、日光、那須の山々が茫洋と遠望できる。頂上はさすがに雪を頂いている。
多数のお客さんでやがやとしている展望台を後に、下山開始。これまたいつものように金性水のベンチで、ラーメンの昼食タイム。水たまりには巨大なヒキガエルが、水中にはいつくばっている。もうすぐ産卵をするのだろう。
八溝山は、すっかり夏に向けた準備が完了していた。
八溝山は、ブナの木々が太陽から守ってくれ、道幅も広いため、夏でも比較的快適に登山を楽しめるお気に入りの山である。
杉林を登りきると日輪寺。 |
尾根道は、火があふれており明るい。 |
道端のカタクリの花。まだ残っているものもある。 |
頂上広場に咲き乱れるタンポポ。Google虫眼鏡で調べると西洋タンポポ。こんな山の上まで侵略している。 |
春霞の那須連山 |
日光連山 |
コンニャクみたいな植物の名前は? |
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