2026年2月16日月曜日

生瀬富士、茨城のジャンダルム、氷結袋田の滝めぐり(20260214)

 20260214

これまた久しぶりに奥久慈地方の生瀬富士に登り、袋田の滝を上から眺め、旧月居トンネルを経由する周回ハイクをしてきた。

温暖化の影響で、結氷にしくくなっているといわれている袋田の滝であるが、最近の低温で氷結をしている。それを真上から見ることができるコースである。

朝10時に滝本の第二無料駐車場から出発。駐車車両はほとんどが県外の観光客のものである。第一無料駐車場はすでに満車状態。

民家の脇から山道に入ってゆくが薄暗い杉林を谷筋に沿ってしばらく歩く。谷筋の道がどんつきになり、斜面をくねくねと登ると尾根道になる。

尾根道から、見上げると、絶壁の上に、生瀬富士の頂上の岩の塊が反り返るようにそびえている。頂上まで標高差は、100m程度だが、頂上はすぐそこに見え、道の勾配がとてつもないことになっている。

ハアハアと言いながら、登ってゆくと頂上を構成する大きな岩塊に達する。岩壁を直登するコースもあるが、最近は左にそれて、土の急斜面をトラバースしながら上がってゆくコースがメインになったようである。登りやすそうなのでそちらから攻める。

最後にやっとすり抜けられる岩の割れ目を抜けると茨城のジャンダルムはすぐ左手に見える。頂上に行く前に行ってみる。

そこは、幅の狭い岩の衝立が100mほど連なるエリアである。

その上に立つと、眺望は抜群、周囲360°の絶景ポイント。引き返す先客とすれ違いに神経を使う。

引き返して、生瀬富士頂上に向かう。頂上エリアは狭くて、4~5人も入れば満員状態。

先客がおり、後から登山客も来たので早々に退却、袋田の滝を見下ろすポイントに向かう。

頂上東側直下の下りもとんでもない勾配になっている。登山客も多いと見えて、登山道は土埃がすごい。

何回かアップダウンを繰り返すと袋田の滝の真上に来る。最近の冷え込みで、氷瀑となっている。

水音を右に聞きながら、しばらく歩くと生瀬の川岸に降りてくる。全面結氷状態となっている。

山の中では、火を使うのは最近の乾燥状態で少し心配であったので、川べりまで降りていつものラーメン昼食。

昼食中にも、登山客が頻繁に行き交う。

今日は暖かくて、天気も良く最高の登山日和。

ここから、いったん大きく登り返して滝口に降りるコースもあるが、今日は体力が足りないので、旧道の月居トンネルを経由して駐車場に帰ってきた。ちょうど14:00帰着。

夜になり、少し足の筋肉が痛むが、トータル4時間の楽しい山歩きでした。


駐車場から生瀬富士を見る。岩のピークが生瀬富士。

長い谷間の道から抜けて尾根道に出る。見上げると生瀬富士のピーク

頂上直下の登りはきつい

岩の隙間を抜けて北を見るとジャンダルムの岩の衝立が連なる。

ジャンダルムから生瀬富士ピーク

ジャンダルムの上に立つ

生瀬富士のピークに立つ




生瀬富士の東側の下りも相当なモノ

袋田の滝の真上に出てきた。

上段の滝も凍っている。

生瀬まで降りてきた。川は完全結氷。





道端の氷柱

月居トンネルを抜けて帰る。



トンネルは狭く、素掘りの壁に薄いコンクリ。中は極めてきれい

トンネル出口の廃屋。なぜか人形が・・・



2025年12月20日土曜日

久慈男体山から鷹取岩まで久しぶりに歩く(20251220)

 2025.12.20

久しぶりに久慈男体山にでも行ってみようかという気分に、珍しくなってしまった。その昔冬になるとほぼ毎週のように、久慈男体山から篭岩山、明山、竜神峡周辺に出没していた。真面目に歩くと結構ハードな山行になるので、最近はずいぶんとご無沙汰状態になっていた。

 とりあえず健脚コースから久慈男体山に登り、縦走路を南下して、鷹取岩までを目指す。

ところが健脚コースの鎖場でいきなり、難儀な状況に陥ってしまう。健脚コースは結構、勾配がきついところが多いのであるが、その鎖場では心臓の負担が極端に増えて昔のイメージ通りに体が動かない。

とにかく休む頻度が多い。あとからあとから登山客に追い越されてしまう。

数m登っては休むことを繰り返し、ほうほうの体であずま家まで到着。下着の中は汗びっしょり。しかしここからは縦走路で少しは心臓の負担が減りそう。

ようやく到着した頂上には5~6人のと登山客が休憩中。男体山神社の参詣。一年ぶりである。

今日の天気は曇り。天気予報は夜から雨。ドロ~ンとした天気で残念ながらあまり眺望はよくない。日光連山、那須連山は雲の中。

しばし休憩の後、縦走路の南下開始する。この辺も20年ほど前の山火事からずいぶんと木々が成長して、縦走路からの眺望がすっかり悪くなってしまった。

大円地越に到着。だれもいない。ベンチに座って昼食にする。静かである。風もなくあたりは森閑としている。それにしても12月20日にしてはあたたかい。

 

大円地越からのぼり返しが始まる。結構厳しい登りであるが、健脚コースの鎖場ほど心臓に堪えない。

上から女性2人連れが下りてきた。えらい元気がよくとび跳ねるように下の広場におりていった。

このコースはずいぶんと歩いたが、登山客に出会うことはほとんどない。しかし、道は意外に踏み込まれていて歩きやすい。

小草越の手前までくると、大規模な伐採跡に出てきた。最近は、あちらこちらで伐採現場に出くわすことが多くなった。相場が上昇して商売になり始めたことだろう。いいことだと思う。

子供のころ田舎では、主な燃料が薪と炭であった。そのため山は定期的に坊主にされ木材を切り出していた。何年かすると成長してまた次の伐採タイミングになる。伐採された山からの眺望がよくなる。子供のころ、トランジスタラジオをもってそのような山によく登った。銅線を少し展開すると遠くの放送がよく入ったのである。

今の山の木は大きくなり過ぎているようにも感じる。

小草越まで来ると雨が降り出した。天気予報と違う。雨具を持ってきていない。西の空を見ると明るい。気温も低くない。最悪の事態は避けられそう。

小草越は東側に林道跡が延びている。たどって行くと持方集落まで行くことができる。西側にも、その昔、降りる道があった。大分前に、強引に降りて行ったことがある。道ははっきりせず、荒れ放題。何とか降りて着いた先はなんとお蕎麦屋さんであった。ご主人に聞くと、昔おじいさんが開拓した道だが、今は誰も通らないので廃道になってしまったとのこと。

小草越からまた登りが始まる。斜面をトラバースして登ってゆくと崖ぶちの道になる。下の人家が、真下に見えるほどの絶壁になっている。そのままアップダウンを繰り返しながら崖ぶちの道をたどってゆくと藤井越に到着。

少し上って入道岩に行く。

目の前には鷹取岩の絶壁がそびえたつ。

鷹取岩は2011年の大地震で一部が崩落してしまった。鷹取岩の、よくお弁当を食べていた場所が、今はないのである。そういえば割れ目があった。そこを境に崩落したようである。

疲れてしまったので、鷹取岩までは行かずに藤井越から下山。

それにしても、この道は、この絶壁によくつけられたものだといつも感心する。絶壁につけられた細い道をたどって慎重に降りてきた。

駐車場に着いたのはちょうど14:00。出発して4時間のコースでした。

 

駐車場には10台ほどのクルマ。

大円地から望む男体山。天気はまだいい。

健脚コースから望む本峰。この辺から厳しい鎖場が続く。

縦走路までやっと上がってきた。下は長福の集落。



神社から見る頂上。手前側は2011の地震で崩落した。



ツタ。芸術的なカーブ。

ケヤキ林の大円地越まで降りてきた。新しくクマザサが生えてきた。


小草越の伐採跡

小草越に到着。標識が新しい。蕎麦屋さんの方に降りれないようにロープが・・

久慈男体山が遠くなってきた。

絶壁に沿う縦走路から見下ろす大円地集落。手前の大き目の屋根が蕎麦屋さん





藤井越到着。ここも標識新しい。

鷹取岩。藤井越から

コナラの根元におが屑。最近このような光景がよく目につく。何かよろしくない虫が発生?

入道岩

鷹取岩。アカマツの緑が美しい。2011年地震で上部が崩落。

藤井越から入道岩

藤井越からの下りはとんでもない。最近はロープがついている箇所が多くなった。

民家の猫集団。

道路から望む縦走路の絶壁


2025年11月21日金曜日

モミジの時期もいい明山、上山ハイキングコース(20251119)

 20251119

八溝山に20251116に訪れると、意外にも標高の低い場所でも紅葉が進んでいた。これは出遅れてしまったかなと思い、毎年恒例になっている紅葉狩りに、急遽昔の仲間を誘って行ってみた。目的地は奥久慈地方の明山。登山道わきにはモミジの群落がある。

細い林道を登った先の大久保にある明山登山口から登ることにした。ここからだと最短で明山に登ることができる。明山に登った後は、縦走路を経由して篭岩展望台に向かうことにした。

結果的には、時期が少し早すぎたようで、目的としていたモミジ群は、グリーン一色であった。しかしながら、篭岩展望台に至る上山ハイキングコースのところどころには鮮やかな赤色の葉をつけたモミジもあり、それなりに堪能することができた。どうもモミジというものは、日当たりがよい場所の方が早く紅葉が進むようである。寒い日当たりの悪い谷間のモミジは真っ青。

上山ハイキングコース(縦走路)数回あるいたことがあるが、完全に記憶の外に追いやられており、すぐに到着するとおもっていた篭岩がとても遠く、想定外のハードなハイキングになってしまった。

到着した篭岩展望台には、常陸太田市からのハイキンググループ30人ほどが詰め掛けており、ウイークディにもかかわらず大変にぎやかであった。

大久保の登山口から入るともう黄色一色

ブナ類はほとんど終わりかけ

縦走路まで上がってきた。中武生の555m峰がきれいに見える。

紅葉の進んだモミジもある

モミジの紅葉度はばらばら

神峰山が見えてきた。

明山頂上に到着。久慈男体山もきれいに見える。

本日は快晴。明山頂上の周りの植物の背がだんだん高くなってきて眺望を邪魔するようになってきた。

上山ハイキングコースから明山を振り返る。





ところどころでモミジの大木が紅葉。みごと!



篭岩展望台到着。常陸太田からのお客さんがたくさん

展望台の周りの木々もすっかり背が高くなってしまった。



上山集落を彩る紅葉も美しい



見事なゆずの結実

青空に映える民家脇の花。皇帝ダリアというらしい。