今までなかなか行けなかった西伊豆観光に出かけた。
西伊豆は、比較的単調な東側に比べて変化に富んでおり、多くの岬と入江がある。
それぞれが特徴があり、風光明媚である。
一番の圧巻は、堂ヶ島の洞窟クルーズ。
風景の素晴らしさはもちろん、船長さんの操船技術に感銘を受けた。
西伊豆にはたくさんの岬がある。これは旅人岬。 湾曲した砂州に(残念ながら部分枯れしている)松林が美しい。 松林の右側は駿河湾。 海の形相が対照的。 |
路の脇には、満開の菜の花。 近寄ってみると懐かしいにおいがする。 |
恋人岬からの眺望。富士の峰がうっすら浮かび上がっている。 下の方が雲でよく見えず。 このパターンの富士に遭遇するのは初めてであるが、これはこれで趣がある。 |
温暖な気候らしく椿が花を咲かせている。 |
黄金岬。馬の形をした岩が望める。 |
ところどころピンクの河津桜が満開。 |
堂ヶ島到着。 強風のため、観光船は運行停止。仕方ないので上から天窓洞(青の洞窟)を覗きこむ。 沢山の観光客が群れている方向に行くと、美しいブルーの海水が。 反対側だとまったく違う色彩。太陽の向きが大事みたい。 |
天窓洞の周囲は、遊歩道になっており、高台に上がると周囲の島々がよく望める。 |
海の色がみる角度(おそらく太陽との関係で決まる)で、いろんな色合いが出る。 地盤は、泥岩(?)が層をなしている。 |
堂ヶ島・蛇島 |
松ヶ崎温泉到着。 弁天島は200~300mの周回遊歩道があり、変化に富んで楽しい。 頂上には厳島神社が祀られている。 壁面は、小石を含む地層になっているが、試しに石をはがしてみると簡単にはがれる。 上からの落石にも注意しなければいけない。 |
ところどころ狭い回廊になっている。 |
周遊遊歩道には天然のトンネルがある |
ウバメガシの古木のもとで入日を待つ。 ウバメガシはふるさと高知では普通にみられる気であったが、静岡、神奈川あたりが北限だとか・・・ 噂にたがわず、日没の景色は、素晴らしい |
翌日は、波も少し穏やか。堂ヶ島の洞窟クルーズに再チャレンジ。 |
これは亀島。観光船のり場のすぐ沖にある。 亀がぷかり、ぷかりと漂っている姿にそっくり。 |
周辺には、波に浸食されてトンネルができた島が多い。 |
たしか象岩とか言っていたが、なかなか象には見えない・・・ |
船は狭い水道に進入。船の幅程度の余裕しかない。 船長さんの技量に感服。 |
振り返った超狭い水道。 |
いよいよ天窓洞に進入。ここも狭い。 |
天窓が見えてきた。昨日上から見た場所である。 |
進入すると上から光がさしている。 |
見上げると昨日上から見下ろした穴が開いている・ |
入ってきた入り口 |
穴の出口は3か所あるが、一つの突き当りが見えてきた。 砂浜になっている。 船はここで、Uターン。 このUターンも見事。 狭いトンネルの中で、転舵し、後退で180度の方向転換。 もちろん、洞窟の壁には接触しない。 |
この穴に選手を突っ込みバックする。 |
180°方向転換の後、元来たルートを帰る。 |
無事出てきました! |
帰り道、昨日あまり見えなかった富士の姿が、又違った形で、空に浮かんでいた。 |
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