2018年5月3日木曜日

千畳敷カールの雪渓が壮大な木曽駒ヶ岳(2018年GW)

2018.4.30

低気圧が接近中なので1日前倒しをして、木曽駒ヶ岳、乗鞍岳、焼岳を目指した・

ここ2か月ほど、登山をしていない。いささか体力的に不安をおぼえ、高低差が少ない木曽駒ヶ岳を初日にもってきた。

ロープウエーを使うと一気に2600mに達する。2956mの頂上までは300mの標高差になる。

横浜の自宅を朝3時半に自家用車で出発。時間の割に高速道には車が多い。中央高速道路経由駒ヶ根ICまで約3時間のドライブ。

千畳敷に行くには、いったんバスに乗る必要がある。
菅ノ台バスセンターからバスにのる。有料の駐車場が併設されており、すでに多くの車が待機中。始発は7:15。すでに行列が長い。

30分ほどで、しらび平駅に到着。すぐに始発のロープウエーが10分ほどで白銀の世界にいざなう。たった1時間足らずで、800mの駒ヶ根高原から2600mに到達するのである。
さらに二時間で頂上に立つことができる。
便利は便利だが、その分頂上に立ったありがたみが少ないという話かもしれない。

千畳敷駅に到着すると完全に白銀の世界であるが、気温は10度ほど、風は強く防寒着を羽織らなくては寒い。

駅舎を出るとすぐに千畳敷カールが目に飛び込んでくる。
すでに先行する登山者が米粒のようにカールをまっすぐ上に登っている。

一面真っ白、目が痛い。

上に向かうには一旦、30mほど下る必要がある。

アイゼンをあらかじめ装着して、登山開始。
一年ぶりで緊張を強いられる。

よく見ると山スキーの人が4割程度。
スキー板をはいて、登っている。

たくさんの登山客のため、踏み固められているが、それでも時々足をとられる。

勾配は次第に急峻になってく。
息を整える回数がだんだん増えてくる。

乗越浄土に到着。
さらに少し登ると中岳頂上。
ここまで来ると上は不思議に平坦な土地が広がっている。

一旦休憩。数名のグループが休憩している。
よく見るとだれもアイゼンを付けていない。
よく登ってきたと感心するが・・

さらに頂上を目指す。
少し下ったあと100mほどの最後の苦しいのぼりがある。

頂上には駒ヶ岳神社が鎮座。

北アルプスの峰々、少し悲しげな御嶽山、遠くには富士山、ぐるぐるなんでもござれの眺望である。

しばらく休憩後、超特急で下ってきた。

12:00の下りのロープウエーに並んだが、目の前で定員に。
それでも繁忙期のため臨時運転があり、9分後の便にのって帰ってきた。

それなりに負荷の高い春山登山であった。

菅の台バスセンターで切符を買う。ロープウエー込で往復3900円

ざっくり、登山者1/3、単なる観光客1/3、スキーヤー1/3。

雪の稜線が手が届くような位置に見えてきた!

三つ目の赤い鉄塔の先が千畳敷。

雪解けはどんどん進んでいる。

4分ほどで下りのゴンドラとすれ違う。



千畳敷駅に到着。立派とは言えないがホテルを併設。通年営業だとか。



千畳敷駅。2612m。日本最高所の駅。

壮大な千畳敷カール! (どうしても長嶋さんの”ヘイ、カール事件”を思い出す)


ホテルの下には小さなスキー場が運営されている。登山道はそれを迂回するようになっている。

カールのそこから見上げる雪渓。上部がきわめて急峻である。

雪渓上部。スキーヤーも一瞬の爽快感をもとめ、苦しい歩みを繰り返す。

上部から振り返った雪渓。

乗越浄土。ここから浄土か・・・

これが木曽駒ヶ岳本峰。今までの厳しいぼりを忘れる優しい風貌である。

中岳から望む宝剣岳。山岳指導員から単独行は禁止された。

駒ヶ岳まで平坦な地形が広がる。



御嶽山がまじかに見えてきた。悲しい事故の記憶のせいか、なんとなく悲しげに見える。



これが山頂。木曽駒ヶ岳。

お約束の神社に参拝。

記念撮影

反対側の頂上直下には頂上木曽小屋

愛機のGarmin60CSx。たった5mの誤差しかない。かれこれ7~8年使っている。昨年9月に立山の大雨で瀕死の重体になったが、ドライヤーによる必死の介抱で今は復活。ただし最近は雨に濡らさないようにしている。

3000mの高所でも気温は11°もある。但し、風が強くて、防寒着が必要。










2018年2月18日日曜日

丹沢山系塔ノ岳(2018年2月)

2018.02.18

丹沢の人気ピークの塔ノ岳に登ってきた。

戸沢の駐車場に車を置き、距離を短縮したさぼりコース。
戸沢は約600mの標高にあり、塔ノ岳には900mほど登ればよい。
(もっともポピュラーな大倉だと1200mも上る必要がある)

政次郎尾根を登り、表尾根経由塔ノ岳。
頂上まで3時間弱。

それなりに負荷のある登山でした。

やはりこの時期、冬の富士は格別である。
その背景には南アルプスの山々がキラキラと光っていた。

帰りはいつもの(大嫌いな)天神尾根を経由しトータル5時間弱の山登りでした。

表尾根から望む。中央のピークが塔ノ岳。尊仏山荘が小さく見える。

塔ノ岳頂上到着。午前10時。もうすでにたくさんの登山客がたむろしている。

途上から望む富士山

多くの登山客が富士山に魅入られている。

花立山荘から見る秦野市。ジャンプして行けそう。

2018年2月17日土曜日

クジラが大空に浮かんでいる・・

2017.11.03

新横浜の空に、クジラが浮かんでいた・・・




2018年2月4日日曜日

雪の鬼怒沼散策(2018年1月)

2018.01.20~01.21

奥鬼怒にある加仁湯温泉に泊まり、鬼怒沼の湿原に行ってきた。
宿を起点にトータル700mの登り、6.5時間の山歩きでした。

加仁湯温泉に向かう方法は3つほどあるようで、東武鉄道の駅までの宿の送迎サービスを受ける、日光の市バス利用もしくは自家用車で女夫淵(めおとぶち)温泉の駐車場までゆき宿の送迎を利用する。

今回は自家用車で向かった。

加仁湯温泉は奥鬼怒の奥の極みにあり、途中不安になるほど川沿いのカーブを何百回となくハンドルを切る必要がある。
この時期ところどころ積雪、氷結があり注意を要する。

なんとか無事に、女夫淵の駐車場に到着するともうすでに多くの観光客が、車から荷物をおろして宿の迎えのバスを待っている。
山道を歩く方法もあるが、だれも歩こうとはしていない。

やがて、複数の宿のバスが迎えに来た。マイクロバスに乗り込むとほぼ満員。
定時になったが出発しない。遅れている日光市の路線バスを待つという。

やがて鄙びた路線バスが到着。
乗客が乗り換えて出発。

ここから先は一般車は乗り入れ禁止。しかも道は完全に雪道。
チェーンを付けたバスがゆっくり走り出す。
いきなりの九十九折のヘアピンの連続が始まる。

乗車すること30分、やっと加仁湯温泉の宿に到着。
バスから次々と宿泊客が降りてきて、チェックイン。大混雑。
目測60人ほど。

チェックインするとみんなは一斉に、露天風呂に急ぐ。
たくさんの露天風呂があり、女専用はあるが、ほかは全部混浴である。
どこの露天風呂もたくさんの人がいる。中には女性も何人かおり、焦る。

しかしこの混雑もこれだけ。時間がずれるとほぼ独占的にゆったりと入れる。
24時間いつでも入浴可能。特に夜中はおすすめ。
外気温は、低くく、キーンとしている。
空を見上げるとたくさんの星々。

貸切もあるがまったく不要。

翌朝、低気圧が近づいていたが、まだ晴れ。
鬼怒沼に登る決心をした。
車道は凍っているがアイゼンなしで歩き始める、

林道の終点に到着するとそこは、鬼怒川最奥の日光沢温泉の宿の庭になっている。
山小屋の風情である。
宿の建物を潜り抜けたところから山道が始まっている。
いきなり急坂が始まり、アイゼンなしでは滑る。
軒下を借りて、アイゼン装着。

すぐに根名草山に向かう分岐があるが、右に折れて、鬼怒沼に向かう。
完全に雪の登山道になっている。

温泉神社に参拝。屋根にも雪が厚く積もっている。

しばらく谷沿いを歩く。
この辺はまだ、踏み跡がたくさんあり歩きやすい。

途中から右に折れて、急な山道が始まる。
踏み跡が少なくなり、ときどきずぼっと足がはまる。
結構体力が消耗する。

ず~っと林の中を歩く。結局鬼怒沼の直前まで同じような林を歩く。
周りはほとんど眺望はないが、それでも根名草山と思われるピークが木々の間からだんだん大きく見えてくる。

手に汗を握るようなスリリングな場所はないが、慎重に慎重に歩くべき場所もある。

やがて道の勾配が緩やかになってきた。
頂上はもう近いと思ったが大間違い。

そこから雪に足をとられながら1時間以上。
前方の方で、林が切れてきた。
やっと、鬼怒沼である。

おもったより広くないが、平坦な雪原が広がっている。
2000mの標高にある日本で一番高所にある湿原とのこと。
眺望は必ずしも良くないが、南には日光白根山とおぼしき立派なピークが意外に近く見える。

困ったのは、風が強く、太陽の光が顔をさすように痛い。最もこまったのは、
雪で足が猛烈にとられることである。足跡をたどるがそれでも沈み込む。

ベンチか、標識などがありそうな場所にむけて、GPSを頼りに歩いてみたが、結局なにも発見できず、下山することにした。

雪で足を取られるので超特急の下山とはゆかなく、
結局往復6.5時間の長丁場になってしまった。

宿に帰ってのビールと温泉が五臓六腑に染み渡った。


加仁湯温泉から出発、道はやがて緩やかになる。

女夫淵から上には4件の温泉宿があるようである。八丁の湯、加仁湯、日光沢、手白澤

迎えのマイクロバス。すでに満員

奥鬼怒郷の日光市バス。鬼怒川温泉から来ているようである。



加仁湯温泉に到着。谷間にあるため、雪深い。


宿の正面玄関。大きな提灯が目印。

宿の対岸の斜面。ライトアップされている。

部屋から見た露天風呂の一部。

日光沢温泉。山小屋の風情である。
登山道はこのトンネルをくぐる。

日光沢温泉の本館。雪深い。

宿のすぐ上にある温泉神社もたくさんの雪が積もっている。
完全に凍った小さな滝

途中一か所だけ分岐の標識がある。


ヒナタオソロシの滝にはいったん橋を渡る必要がある。



根名草山方面が時々林間から望めるようになってきた。

これは日光白根山らしい。

雪はおそらく1m以上積もっている

針葉樹林体であるが、ところどころ白樺林がある。

雪のオブジェ

やっと前方が開けてきた。


鬼怒沼!!!


二人分ほどの足跡がある。 

日光白根山のよう。意外に近い。

根名草山方面



強風が吹きすさび紫外線が肌を刺す。

だんだん雲が増えてきた。


宿で作ってもらったお弁当。林の中でたったまま食べる。



宿の囲炉裏の間にある剥製