2018年5月3日木曜日

スキーヤーの天国、乗鞍岳(2018GW)

2018.05.01

昨日の木曽駒ヶ岳に続いて、乗鞍岳に登った。
当初は御嶽山を考えていたが、登山規制が完全に解除されていないため次回に見送りとした。

乗鞍岳には、ずいぶんと高所にまで道路が走っている。
WIKIPEDIAで調べてみると、戦前飛行機用のエンジンの研究のため、岐阜側から作られたのがベースになっているらしい。

本来なら2800m地点まで車で行けるがこの時期、道路の除雪が終わっていない。
途中の位ヶ原山荘まで春山観光バスが通じている。2300m地点である。
そこから3025mの剣ヶ峰を目指す。
自家用車は、だいぶ上まで行けるが、みんな面倒なので、乗鞍高原観光センターに駐車してバスに乗る。

8:30の始発バスにのる。
乗客の8割が山スキー客である。
約40分で位ヶ原(くらいがはら)山荘に到着。
おどろいたことに後から2台のバスが到着。
たちまちあたりは、登山客スキー客であふれかえる。

道の両脇には3~4mの雪壁が残る。
除雪開通はここまで。先は工事中で歩行者も進入禁止。

道路をしばらくあるき、雪渓を上がり始める。
すぐにアイゼンが必要になり、本格的なのぼりが始まる。

実にたくさんの人がばらばらに歩き始める。

雪原ならでは風景である。
道は、ない。
歩けるところをどこでも歩く。

途中ガードレールが少し、頭をのぞかせているところを通過。
GPSで確認すると下にはスカイラインが下を通過している。

夏道は、いったん肩の小屋を経由するが、全員ショートカット。
道はどこでもある。

ただし、ショートカットのほうが勾配がきつい。

多少の勾配の緩急はあるが基本ずーっと登り。

空気が薄いのか呼吸がおっつかない。
しばらく休んで酸素が体に回るのを待つ。

やがて、コロナ観測所が見えてきた。
摩利支天である。

そちらに向かわずひたすら剣ヶ峰を目指す。

だんだん周囲の景観が開けてきた。

頂上からの景観はさすが3000m級の山である。

登りは3時間、帰りは、1時間20分の超特急。

天気が良すぎて、日焼けがすごくなってきた。



麓からは、雪を頂く八ヶ岳連峰が望める。
浮世とは関係ないとばかり、堂々としているのがすごい。

観光センターの広大な駐車場。無料である。

位ヶ原山荘。3台のバスが到着し観光客でごった返す。


雪壁が残る道路をしばらく歩く。

各自思い思いのルートで雪面にとりつく。
それにしても優しい風貌の山である。



ありのように先行者が見える。基本まっすぐゆく。

雪に埋もれたバス停らしき建屋が見える
スカイラインのガードレールが現れた。

延々と続く雪渓。

お隣の穂高連峰、その向こうに槍ヶ岳が見えてきた。

これは笠ヶ岳。

肩の小屋が大分下に見えてきた。

これが剣ヶ峰(最高地点)






頂上の神社!

頂上から穂高連峰

頂上か笠ヶ岳

頂上から御嶽山





記念撮影

今回も誤差5mのGarminGPS

頂上小屋はまだ雪の中。屋根に上がってはいけない由。

続々と登ってくる。ほとんどがスキー客。頂上付近から滑降可能。





道路わきの登山口。帰りは超特急。





帰りの最終バス。出発まで2時間以上もある。
ビールは飲めないので、コーラをがぶ飲み。





0 件のコメント:

コメントを投稿