<スライドショー>
今日は3日目の焼岳登山。
当初北峰に登る予定が、結果的に南峰に登ってしまった。
ただし、南峰の方が60mほど高い。
天気の悪化が予想されたので、最悪断念も視野に入れて登頂開始。
登山、車で直接行ける中の湯温泉の上にあたる旧道の脇から始まる。
路側の登山口を入ると土道が始まる。
昨日まで雪道ONLYだったのでなんだか懐かしい感じである。
ただし、なんだか調子が悪く、休み休みの歩み。
かれこれ1時間ほどは、林のなか、ほとんど眺望が得られない・
道はやがて平坦になってきた。
焼岳の頂上と思しき岩峰が目の前に迫ってくる。
直線で1.5km標高差300以上ありそうである・
先行者が少ない。
右ルートと左ルートに分かれている。
とりあえず左側の登山者の方についてゆく。
途中で、休憩に入った登山者と会話。
このルートは南峰に向かうルートという。
地図上では進入禁止となっている。
今更引き返せないので、そのまま足跡をたどる。
途中、熊笹を乗り越えると雪のない尾根ルートを発見。
そのまま行くと頂上に到達。
昨日の乗鞍と打って変わり、厳しい風景が広がっていた。
火口をはさんだ反対側には硫黄に覆われた噴気孔が見える。
一瞬地獄を連想。
覗きこむと、北側の雪渓が望める。
沢山の落石が斜面に転がっている。
焼岳は、まさに生きた火山である。
下降側はすっぱり垂直に切れ込んでいる。
上高地はすぐ真下。
奥穂がすぐそこに見える。
雨もぱらつくので早々に切り上げて下山した。
のぼり3時間20分、下り2時間10分。計5時間30分。
の焼岳南峰登山でした。
現在は規制レベル1 |
振り返った駐車場。周辺のコーナにもおけそう。 |
樹間から北峰(?)が見え始めた |
このような道が延々と続く。踏み込まれているので、ずぼず簿でないのが助かる。 |
本来のルートである南北峰の間の雪渓。 |
右が南峰と北峰の間の雪渓。本来なら右がルート。 前の人について行ったら結果的に南峰の左のルートになってしまった。 |
こちらも木曽駒ヶ岳に負けずとも劣らぬ急こう配。 |
南峰の南側は雪がまったくない。アイゼンを脱いで登る。 右の尾根に道がついている。 |
南峰のみなみにも火口湖がある。 |
北側の雪渓。落石の岩がゴロゴロしている。 |
これを登ってきた。 |
風景は完全に荒々しくなってきた。ライチョウを発見。 オスである。雪解けに合わせて曼荼羅模様になっている。 昨年の立山以来ライチョウは守り神である。 |
山頂の火口側は垂直に落ち込んでいて足がすくむ。背景は笠が岳。 |
穂高連峰! |
これが南峰! |
槍ヶ岳 |
笠が岳! |
黄色の噴気孔。 |
火口湖・まだ凍っている。 |
山頂の火口側は垂直に落ち込んでいて足がすくむ。 |
これは北峰か? |
笠が岳、槍ヶ岳を背景に記念撮影 |
噴気孔と穂高
南側には昨日登った乗鞍!!実に堂々としてる |
雪渓にライチョウの夫婦を発見 |
登山道に朽ちる小型乗用車。 国道から転落したのか? ラダーフレーム式で大分年式が古い。 |
駐車場に帰着。しんどかった! |