2024年3月21日木曜日

46年ぶりの高鈴山、昔のイメージがなかった・・・

 2024.3.18

茨城県日立市にある高鈴山(623m)に登った。実に46年ぶりである。当地に就職時の研修で訪れた際に、研修期間中に登山のイベントがあった。2週間にわたる新人研修で、狭い椅子に閉じ込められストレス満杯の状態であった。そのような状態で登った高鈴山は、広い頂上から海が望めて爽快そのものであった。何しろ800人ほどの人間が一斉に登っても十分に受け入れられるだけのキャパシティがあった。渡された弁当を頂上広場でみんなで食べてから46年もたったのは感慨深いものである。


その高鈴山には、今回は、北側のふもとにある御岩神社から登ることにした。累積登高は400mにも満たないため、結構気軽に登れる。御岩神社はパワースポットで人気急上昇中であり、ウイークデーにもかかわらず多数の参拝客が押しかけている。休みにもなると神社付近の多くの駐車場が満杯になるそうである。

御岩神社の駐車場から出発し、御岩山頂上には1時間もかからない。頂上(賀毘礼之高峯)にある賀毘礼神宮奥宮に参拝。ここには、高さ2mほどのご神体の岩があり、宇宙飛行士がここから発する光を見たという話がSNSに上がったりしているが、神社側はそのような情報には関知しないと言っている。

以前に登った際、頂上付近の掃除をしておられた神社の方と話すと、SNSでパワースポットと紹介されて初めて以来、登拝客が激増したそうである。

御岩山頂上からは、茨城ではあまりないと思われる常緑樹の馬酔木が生い茂る尾根道を歩くこと30分で高鈴山に到着する。残念ながら眺望は得られない。途中、コンクリートでつくられた遺構が在しているが何であるかは想像もつかない。

46年ぶりの高鈴山頂上には、高いレーダ棟が建築されており、頂上の一角を占領している。このためか、以前に登ったひろ~い頂上のイメージがない。

風がめちゃめちゃ強い。展望台に登ると、北側がよく見える。特徴のない多くのピークが連なるが、どれがどれだか識別不可能である。

風を避けて、温かいベンチに陣取り、少し早いおひるごはん。ここまでくる登山客も少なく静かな高鈴山を堪能しました。






30分ほどで中腹の賀毘礼神宮に到着

賀毘礼神宮本殿



谷間にあり、あたりは静寂そのもの

さらに30分ほどで賀毘礼の高峯(御岩山山頂)に到着




頂上から少し下ると賀毘礼神宮奥宮がある。
ここが有名なパワースポットらしい。
後ろの岩の柱がご神体。ご神体から宇宙に光を放射するのが宇宙飛行により目撃されたとか・・・



御岩山山頂からの眺望

さらに30分ほどで高鈴山到着

頂上には巨大なレーダドームが鎮座。46年前にはなかった。

北西側には、名もなき峰々が連なる

北側には、神峰山のピークが望める。




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