2021.07.29~30
白神山地から、弘前を経由して、十和田湖に移動。
このシーズンの十和田湖は、閑散期のようであり、観光客は少なく出会う車も少ない。山道は、結構狭く、しかも台風の影響か路上には枯れ枝が沢山落ちている。そんなに急こう配ではないが、山道はグネグネと永遠に続きそうな感じがする。
散々車を走らせやっと峠に到着。滝ノ沢峠である。峠を越えると突然道路の勾配が急になる。火口壁特有の急斜面の道路をどんどん下ってゆく。木々の間から、湖面が時々白く光っている。
ホテルで一泊ののち、お決まりの観光コースに出発。
今回初めて知ったのであるが、十和田湖は半分秋田県、半分青森県である。今回は秋田県にあるホテルに投宿。奥入瀬は青森県にある。
まずは奥入瀬。渓流に沿って歩くのであるが、楽なくだりのコースを選択。子ノ口(ねのくち)湖畔に駐車して、少し国道を歩くと奥入瀬の渓流入り口がある。十和田湖の水は、ここから流れ出すのである。
湖面の標高400m。高原のイメージを持っていたが、400mではそんなに涼しくならない。
樹木の葉っぱのおかげで直射日光を受けないが、蒸し暑く、汗を搾る散策であった。
途中で耐えかねて、バスで引き上げることにした。
帰りのバスのエアコンの涼しいこと。
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奥入瀬渓流は14㎞ほどある。ところどころで、左右から滝が流れ込む。遊歩道は国道102号と並行している。 |
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橋を渡ると渓流の入り口。階段を下りてゆく。 |
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最初は、どこかの小川の雰囲気。 |
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水門が、現れた。東北電力の表示。水力発電の取水口らしいが、今は使われていないよう。 |
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渓流には広葉樹の巨木が散在し、厳しい太陽の光から守ってくれる。 |
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渓流は、急流になったり緩流になったりしながら14㎞をくだってゆく。 |
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このような急流が現れたりする。 |
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歩道は時々途切れて国道を歩く羽目になる。ただし、今は交通量は少ない。 |
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魅力的な花を発見。名前は後から調べる。 |
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銚子大滝。本流にある唯一の滝ということである。その他の滝はすべてサイドから流れ落ちる。
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玉簾(tamadare)の滝 |
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同じような渓流の風景が延々と続く。 |
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白布の滝 |
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緑の下を歩道が続くが、湿度が高く汗が噴き出す。 |
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雲井の流れのバス停に到着。バスに乗って帰ることにした。ただし、便数は多くなく6本/日である。十和田湖面は標高400m。ここまで4㎞歩き、標高が330m程度。渓谷としては緩やかな流れになっている。 |
奥入瀬の散策の後は、定番の十和田湖の遊覧船。
遊覧船に乗るには、湖を半周して対岸の休屋(やすみや)に行く必要がある。
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遊覧船は、休屋(やすみや)の桟橋から出る。
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幸いにも観光船はあまり混んでいない。 |
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十和田湖の水は、周りの山から流れ込むものもあるが、湖底から湧き出しているものもあるそうである。温度が高く真冬でも氷が張ることがないということである |
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湖面は風もなく静かで鏡のようである。松島を思い出させるような小島が点在する。 |
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それぞれの島には名前がついている。 |
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他の遊覧船に遭遇。船名がなぜか八甲田。十和田にある観光船はこの二隻のみ。
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観光船はサービスのため、小島の近くを走ってくれる。 |
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立派な松が生えている岬を通過。 |
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湖水は比較的透明度が高く、プランクトン少ない夏場が一番透明度は高くなるそうである。
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周辺の山の上からも十和田湖の絶景が望める。
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発荷峠からの眺め。風がなく湖面が鏡のようになっている。 十和田湖は二重カルデラになっており、前に見える半島が内側の外輪山である。その向こうが火口側で、水深も300mを越える。 |
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発荷峠からの眺め。 |
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発荷峠からの眺め。 |