2021.5.30
低山では、暑すぎる季節になった。近場で、涼しい山といえば、ここしかないということで5か月ぶりに八溝山に向かった。八溝山に先回行ったのは寒波が襲来中の1月で、強風が吹き荒れ、ブリザードのような状態であった。
今回は、季節が完全に変わり、まぶしいばかりの青葉があふれまくっていた。
今回も、8合目の駐車場からスタート。ただし少し趣を変えて左回りとしてみた。まずは、登山道を100mほど下り、ワサビ田跡を経由して日輪寺を目指す。
大きなブナの林をゆっくり下ってゆく。涼しい風が谷筋をふきわたり気持ちが良い。
谷を渡ると、スギの巨木が目立つようになる。日輪寺までは100m登り返すわけであるが、道の勾配は緩く歩きやすい。
ほどなく日輪寺に到着。驚くことに10台くらいの駐車がある。
参拝、休憩の後、頂上に向けて尾根歩きを始める。
最初は、コンクリの舗装路であるが、大変勾配がきつい。
コンクリ道は林道のところまで続くが、林道を越えると、優しい尾根歩きになる。ここから勾配の緩い長~い尾根歩きである。
このルートもブナの青葉の海を潜り抜ける感覚がある。盛んに鶯が鳴いている。時たま、キツツキが木をたたくような音もする。
気持ちよく歩いていると、やがて、八丁坂の登山道に合流する。ここまでくれば、頂上はもうすぐ。
神社に参拝後、いつものように展望台に上がる。
あいにく天候はそれほど良くない。那須、日光の山々は雲の中である。西の方から雨が近づいているのが見える。長居は無用そうなので、下山を開始するとすぐに雨に追いつかれてしまった。
銀性水の東屋到着。今日はやけに噴水の勢いがいい。雨も降っているのでここで昼食とする。お湯を沸かして、お気に入りの「Nissinとんがらし麺」を食べる。長年のお気にいりであるが、いつの間にか種類が増えている。今日は、「うま辛トマト&チーズ味」である。
ここからは、駐車場まで道もよくあっという間に駐車場に到着する。
このルートは身体への負担も少なく、程よい汗をかいた。それよりも、涼しい風の中、青葉のブナの林のハイキングはこの上もなく快適であった。
日輪寺までは、最初このようなブナの林の道を下る。 |
谷を渡り、進んでゆくと杉の巨木が目立つようになる。勾配が緩くなると日輪寺に到着。 |
日輪寺、今日は駐車車両が異様に多い。 |
日輪寺から登る尾根道。勾配が緩く歩きやすい。それよりも吹き渡る緑の涼風が気持ちが良い。 |
八溝山山頂(1022m)に到着。傍らの神社の裏で登山客がラーメンをすすっていた。 |
金性水。今まで枯れたのを見たことがない。枯れない水場は大体このような緩い傾斜の谷に筋にあることが多い。 |
今日は、一段と威勢が良い。一月はつららであった。 |
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