2021.03.14
ここ2週間、運動らしい運動をしていない。
スマホの万歩計を見ても、毎日2000歩以下、ひどい日は1000歩以下になっている。
これはいけないと一念発起し、久慈男体山に向かった。
昨日は春の嵐で大雨が降った。登山口に向かう途中で見る久慈川も泥濁りになって増水している。
滝倉から入り、長福に抜けるコースとした。
いつものように滝倉のトンネルの入り口付近に駐車して、登山口に向かう。くねくねと林道を少し登ると朽ちかけた鳥居がある。そこが滝倉の登山口である。
そこからいきなり、尾根道の急登が始まる。2週間もご無沙汰をしているせいもあり、歩みが苦しい。それでも休み休み歩みを進めるとやがて傾斜が緩くなってくる。
そのまましばらく行くと大円地からの道と合流する。
そこから個人的に命名したモミジ谷まではあと一息。
モミジ谷には、大きなモミジの木が何本かある。もちろん今どきは葉をつけておらず、あたりは陽の光があふれ明るい。昨日の大雨のためか、珍しく水音がする。ここは大きな岩がゴロゴロしている急な谷になっているが、すぐ上が尾根になっており、水がすぐに涸れるため、水が流れているのを見たのは今まで、1回しかない。今日が二回目である。
ここから鎖場が続くので、ストックをしまい。少し休憩をする。
上の方で、男女のチームの大声がする。見上げると上の鎖場に取り付いているところである。
尾根に上がる直前の鎖で、上からペットボトルが降ってきた。慌てて受け止めると、女性がしきりに謝っている。水の入ったペットボトルの落下音は驚くほど大きい。一瞬ギクッとなる。
尾根道に出た。ここらでほぼ半分の道のりである。ここからが正念場、鎖が続くことになる。
数えきれないほど鎖を過ぎてゆくと、尾根が近づいてくる。やがて、東屋のある尾根に到着する。強風が吹き荒れているが汗だくである。多少雲があるが遠くまでよく見渡せる。
ここまでくると頂上はもうすぐ。
絶壁の上に立っている男体山神社の奥社に到着。いつものようにお賽銭をあげてお参り。
一人の先客が社のわきで休憩中である。
天気は上々で、雪を頂いた日光の男体山、女峰山が遠望できる。
時折、強烈な西風が吹き抜けるが、陽の光が降り注ぎ寒さがあまりない。
間違いなく春は近そうである。
10時過ぎと時間はまだ早いが、お昼とする。昼食中、たくさんの登山客が次々と到着してにぎやかな頂上広場になった。
昼食後、帰りは長福を経由して、滝倉のトンネルまで帰ってきた。
長福の畑は、なの花と梅が満開であった。
林道のわきにある鳥居をくぐって入山。 |
尾根が、本峰に向かって真っすぐ伸びている。 |
登山道のわきには、黄色の花が。(名前はまだわからない) |
モミジ谷に珍しく水が流れている。 |
千両か万両かと思ったがどうも違うみたい |
登山道にはこのような鎖場が多数ある。 |
東屋前から西を望む。左の折れた木は、その昔、巨大なブナの立ち木であった。火事があった後、枯れて折れてしまった。 |
頂上から、日光男体山、女峰山 |
これは那須連山 |
頂上に佇む社 |
これはふもとにある男体山神社の参道 |
神社の裏手にある滝。今日は水が多くて威勢が良い。 |
長福集落はなの花が咲き誇り、もうすっかり春になっている。 |
長福集落から男体山を望む。梅が満開。 |
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