2019年12月14日土曜日

やわらかい陽射しの焼森山・鶏足山2019年12月

2019.12.14

最近とみに人気の鶏足山・焼森山に登ってきた。
旧七会村赤沢には、大きな駐車場が整備されて以来、休みにはたくさんの登山客でにぎわうようになってきている。

にぎわう駐車場を横見て、しばらく行くと茂木の方に至る山道がある。
きつい峠を越えてゆくと養鶏場の下につく。
ここが、焼森山への登山口になっており、大きな案内看板がある。

ここから小さな谷に沿って登ってゆくのである。

数年前までは、いつも何台かの車が止まっていたが、最近はいつ行っても駐車している車はない。みんな表側(赤沢)から登るようになったみたいである。

養鶏場は最近でできたようで、昔はなかった鶏糞のにおいに悩まされる。
においのこもった谷筋をしばらく登ってゆくとU字状の谷筋に出る。谷筋といっても水はない。
ここはお気に入りの場所の一つである。
下草は少なく、きれいに整備されている登山道、風はなく、陽の光が谷底まで溢れている。
すぐに、体がポカポカしてきて気持ちが良い。

やがて道は大きく曲がり、尾根に出る。
最初は、低木の落葉樹の林であるが、そのうちヒノキの林になる。
とたんにあたりが暗くなる。

急な坂を、ふうふう言いながら、我慢すること30分ほどで、鶏足山からの縦走路に合流。
とりあえず、焼森山方面へ左折する。
とたんにたくさんの登山客に出会うようになる。

分岐から、緩やかな縦走路を10分も歩けば、背の高い立木が数本ある小さなピークに到着。
そこが、焼森山山頂である。

かすんでいるが天気がよく筑波山、加波山、雨巻山、日光男体山などが目に飛び込んでくる。
残念なことに、南風に乗って、養鶏場の鶏糞の匂いが追いかけてきた。
お弁当を出す気にもならず、鶏足山に向かうことにした。

鶏足山は、地形図上では三角点のある場所になっているが、更に北に300mほど行ったところに、小さなお堂のあるピークがあり、地元ではそこを鶏足山と称しているようである。
三角点のピークの眺望はあまりよくないが、お堂の方は、360°の眺望を楽しむことができる。

さすがににおいはここまでは追いかけてこず、お弁当を広げることにした。
ところが、後から次々と登山客が、到着し10人ほどで頂上はひしめき合うことに。

帰りはいつものように超特急。
トータル2時間半の山歩きでした。
旧七会村赤沢から望む赤沢富士(左)、三角点。鶏足山は一番奥の平べったいピーク。

茂木側にある登山口。最近はここを使う登山客は少ない。

登山口にある案内板

陽があふれ、気持ちのいい谷底の道を歩く。

焼森山のピーク。背の高い木が数本残されている。

宇都宮方面

鶏足山を見る。

南には雨巻山


焼森山頂上のプレート。423mある。

弛み峠。先の台風で登山道は閉鎖になっている。


鶏足山頂上。小さなお堂が鎮座する。そんなに広くない。

鶏足山のいわれを説く看板。

鶏足山から宇都宮方面。芳賀富士(270m)が見える。

焼森山・直線距離で700mある。

頂上には、ならの木の葉っぱが頑張っている。

登山口にある養鶏場。鶏糞の匂いはここから頂上まで到達。





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