2019年7月7日日曜日

沖縄・由布島、水牛車に乗って上陸

2019.07.01

沖縄・石垣島にやってきた。

本日は、ツアーに参加して、西表島、由布島、竹富島を観光中。
西表島では、仲間川のマングローブクルーズの後、いよいよ由布島に!

 由布島は、西表島に浅瀬でつながった小さな島である。
標高はなんと2m未満。

そのため、昭和44年の台風で全島高潮で沈んでしまい45年に全島住民が退去したとある。
そのあと、一組の夫婦が、水牛をてこに、由布島の復興はかり、現在は全島植物園として観光客を受け入れているとのことである。

その水牛であるが、最初の1つがいを祖先に、現在50頭弱まで増やしている。

観光客は、水牛車で由布島にわたることを目当てに大挙してやってくる。
水牛様様である。

10人ほど乗せられた牛車は、砂地の浅瀬をとことことことこと、実にのんびり島に向かう。
観光客の顔は、全員幸せの笑みを湛えている。

はるか昔、家では牛を飼っていた。
苦しい農作業を黙々とこなしていたのが思い出される。
牛はまさに家族の一員であった。
一般に牛はおとなしいが、怒ると結構怖い。
馬と同じで、牛の尻には立ってはいけない。
けられて失神した友達がいた。


由布島の中は、ほとんど砂地である。
照り返しがきつくて、経験したことがない暑さで、熱中症の警戒度が否が応でも上がる。
大量に水分を取る。
それにしても暑い。汗が顔から滴り落ちる。

島には、様々な植物が植えられていて、全島植物園をうたっている。
ヤシ、バナナ、ブーゲンビリア、ラン他様々な植物があふれかえっている。

島には、小中学校がかつて存在した。
これも、台風で閉鎖。

島の西側の砂浜に行ってみた。
すでに潮が引いており、広大な干潟が現れている。
下を見るとサンゴのかけらが砂浜に大量に転がっている。
砂は、サンゴからできているようである。

はるかかなたには、小浜島。NHKの朝ドラで有名らしい・

長辺がたった700m程度の島だが、一周した後は、へとへとに疲れていた。

帰りの水牛車の牛の歩みがのろい。
ガイドのお兄ちゃんが、蛇皮線で島唄を歌いだすと途端にペースが上がった。
牛は感情があるような顔に見えないが、ちゃんとお兄ちゃんの方をみている。




対岸が由布島。直線で500m程度。全体に浅瀬で1mも水深はない。

島に向かう電線。水はどうしているのだろうか?
島には、井戸跡があった。


対岸の赤い屋根が、水牛車便の駅。

クルマを引っ張る水牛。角が後ろに曲がったのはメス。
2歳ころから車を引っ張る。
沢山の観光客がバスで到着すると次々と出発する水牛車。

沢山の観光客がバスで到着すると次々と出発する水牛車。

10人ほど乗った車を引っ張るメスの水牛。2~3歳。








オスの水牛は体もつのも大きい。オスの角は横に広がる。

メスの水牛にはブーゲンビリアの花飾り


ガイドさんは、蛇皮線をひき歌を歌う。





これはヤシ(油やし?)の花房


かつて小中学校があった・・・

由布小学校門標

由布中学校門標


今は使われない朽ちた校舎


バナナ畑も

ブーゲンビリア

異様な色のラン



小浜島と間に広がる干潟

小浜島と間に広がる干潟。向こうの山は西表島。




喫茶店前のマンタの像

シーサを戴く東屋




水牛のプール。赤ちゃん水牛もくつろいでいる。本当に水が好きである。体を冷やす目的もあるとのこと。

ガイドさんに水をかけてもらう


帰りの便。蛇皮線が聞こえ出すとピッチが上がった






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