2011年5月2日月曜日

震災後の久慈男体山登山

2011.05.01

震災後に控えていた山歩きを再開。恐る恐る・・

健脚コースから入り、鷹取岩までを計画してたが、途中であめもようになり大円地越から
降りてきた。

山の風情は様変わり、(前回来たのは3月頭)木々の若葉がまぶしい。

健脚コースは、ほとんど震災前と変わりがない。ただし、登り始めの畑の脇が崩れ去っているので要注意。

頂上に上がってみてびっくり。
現在は注意のテープが張ってあるが、近づいて覗いてみると、頂上広場の西側がばっくりと崩れ落ちている。
崩れ去った上はオーバハング状態になっている。
足を踏み外すと200mくらい垂直に落下しそう。

一般コースを下ってきた。
一箇所を除いて、大きな震災の影響は見当たらなかったが、
よく見ると、以前になかった頭大より大きい岩が登山道に増えている。

急斜面で、岩がごろごろしている場所は余震などがあった場合には注意が必要そうである。

地震の大きさに比べたら、意外に被害が少ないと思って、ほぼ降りきったところで、大きな崩落現場に出くわした。

さしわたし5mもあろうかと思われる岩が、100mほど急斜面を滑ったようである。
大きな杉をすう十本もなぎ倒している。

現場に居合わせたらただではすまない・・・


もうひとつ大きく変わったこと。
ゴールデンウイークは大量の登山客でごった返す久慈男体山だが、
徹頭徹尾一人にもでくあわさなかった。


古分屋敷付近の林道。部分的には通行可能。




健脚コースから眺めた山頂。大きな崩落の後が見える。
頂上直下にも崩落がある。


頂上広場の崩落現場。


崩落を上から覗く。オーバーハングになっている。

地震に関係なく今年も咲くつつじ。


大円地越のケヤキ林の若葉。

名前を知らない白い花がいっぱい咲いていた・・

みんながつっかい棒をしている岩は大丈夫だった。


おおきな崩落現場。数十本の杉をなぎ倒している。

これが、滑落した大岩。杉の木をなぎ倒している。



だれもいない駐車場。

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