2022年6月16日木曜日

秩父三山詣、ついでに長瀞渓流下り

 2022.6.13~14

埼玉県秩父地方は茨城県から近いようで意外と遠く車を使って4時間ほどもかかる。そのため、今まで両神山以外に、秩父地方に行ったことがない。

今回思い立って、秩父三山(宝登山神社、秩父神社、三峰神社)に参拝に出かけた。ついで長瀞の渓流下りを楽しむことに。

朝6時に茨城を出発、10時過ぎに三峰神社の立派な駐車場に到着。すでに駐車場は多くの観光客の車で占められている。

あいにく天気予報は悪い。天候が悪化する前に、妙法ヶ岳山上にある三峰神社の奥宮に参拝することにした。往復4㎞、300m程度の登山となる。

駐車場を出発すし、立派な石畳の参詣道を歩き始める。杉、檜の立派な林が続く。

参詣道は、最初こそ立派な石畳みの歩道となっているが鳥居をくぐるごとに本格的な山道になり、最後はとうとう鎖場も現れる。その鎖場を上り詰めて奥宮に到着。石造りの立派なお社が崖の上に鎮座している。あいにく雨が降り出した。雷鳴も近くに聞こえる。参拝もそこそこに下山を開始。

途中の東屋で休憩。雨も上がってきたようなのでカッパを脱ぐ。

月曜日の曇り空にもかかわらずハイカーが次々と登ってくる。

そのまま元来た道をたどり、三峰本社に向かう。

立派な神社である。2000年以上の歴史があるようであるが、当然その昔は、こんな立派な道はない。感慨にふけりながら初日は終了。

宿は、星音の湯ばいえる。泉質は、栃木県の馬頭温泉のものに近い。入った瞬間に肌がヌルヌルになるやつである。

二日目は、秩父神社、宝登山神社を回って、お決まりの観光スポット;長瀞の渓流下りを体験しておしまい。

休憩した長瀞の岩畳は、熱を含んですでに夏になっている。

三峰神社駐車場からしばらく植林の中を歩く。日差しが遮られ、快適な山歩きができる。

一つ目の鳥居で登山届を出す。

二つ目の鳥居

植林から、広葉樹の林に代わってきた。若葉がみずみずしい。









4つ目の鳥居。根元は朽ちかけている。

三峰神社奥宮の到着。



三峰神社本社に向かう参道。檜の手入れが行き届いている。


鬱蒼とした木立の下に石灯篭が整然と並ぶ。

立派な山門を通過

本社は、巨大な杉のご神木に守られていた。

奥宮遥拝所から妙法が岳を望む。崖のピークの上に奥宮が鎮座する。

秩父神社に参詣

左甚五郎作の彫刻が社殿を彩る。





落ち着いた色合いの社殿の宝登山神社奥宮に参拝。

宝登山からは傷ついた武甲山が正面に望める。

宝登山本社。

長瀞渓流下りのために立ち寄った長瀞駅。いい雰囲気を醸し出している。

川下りの船は、トラックで上流に運ばれる。

話術の巧みな船頭さん。

定員10人ほどの和船でスタート

両岸は岩だらけ。

ところどころに急流がある。

並みの当たり所が悪いと水が飛び込んでくる。

急流の後は瀞。ゆったり船は進む。

川幅が狭くなったところは急流になっている。

この瀬を下ってきた。

岩畳に到着

岩畳に上がってみた。すでに夏の日差しで、岩は熱くなっている。