天城山(万二郎岳、万三郎岳)に登ってきた。
天城高原ゴルフコースから登ると標高差が300m程度と少ないのでなめてかかったが大間違いであった。とにかく水平に歩く距離が長い。
1時間以上歩いても高度が全然変わらない。
挙句の果て、万三郎岳の最後の登りの途中で道を間違え、道なき沢をひたすら登る羽目に陥り、ほうほうの体で尾根道に合流。
予定1.5時間が、2.5時間もかかってしまった。
天城高原GCを起点に左回り11kmのコース |
約11kmのコース。一時間以上も歩いて、高度はほとんど上がらない。 |
13:00(時間的にもなめていた・・・反省。ただしヘッドランプを常時携帯するようにはしている)に天城高原GCの入り口から出発。(しかもゲートの位置を間違えて、はるか手前に駐車してしまった)
30分ほど行くと四辻に到着。ベンチがあり多くの人が休憩中。
ここに案内板がある。
右のコースを取ると万三郎岳に直行でき、早く到着できそうである。
とりあえず右コースの方に出発するが、なかなか高度を稼げない。細かなUpDownが連続し、さらに岩のゴロゴロする場所が多くて距離も稼げない。
やっと、涸沢分岐に到着。分岐とあるが、実際には分岐する道は見えない。
ここからやっと本格的な登りになる。
水のない沢を渡り、踏み跡をたどる。
広い尾根の地形になっている。こういうところは迷いやすいので気を付けるようにしている。
案の定、しばらくするとなんだか様子がおかしい。
道の上の落ち葉が、泥で汚れていない。
やがてその踏み跡も消えてなくなった。
道に迷ったようである。
GPSを見ると近くに登山道が見える。
右に左に探してみたが、それらしき踏み跡はない。
もうだいぶ登ってきた。
引き返すのも面倒になり、とりあえず谷筋の直登を続けた。
GPSを確認すると100mほど上に尾根道が確認できる。
幸いにも、歩行ができないほどのブッシュではない。
虫の攻撃がすごい。別にさすわけではないが、大量の虫が顔の周りにまとわりつく。
追っても追っても駄目である。
薄荷のスプレーを持ってくるべきであった。
以前、尾瀬の帝釈山でほかの登山客に吹いてもらったら効果てきめんだったのを思い出す。
勾配がきつくなり、石ころがだんだんなくなってきたら、低い木が行く手を遮るようになる。
這うようにくぐるとそこに縦走路があった。
万三郎岳は、左折するとすぐそこにあった。
15:00過ぎなので頂上には誰もいない。
SelfTimerで写真をとり、万二郎岳に急ぐ。
遮るものがないので実に歩きやすい。
馬の背に到着。
木々の切れた場所がある。
伊豆らしい山並みが、日の光に照らされて、実に美しい表情を見せている。
風車が並んだ尾根も見える。
少しのダウンアップで、すぐに万二郎岳に到着。
ベンチもないし、だれもいない。
南側が少し開けており、風車の山が見える。
万二郎岳から天城高原GCへ向けて下降を開始。
途中で、3名追い越した。ずいぶんゆっくり歩いている。
林の中で見通しが効かない。同じような風景の道を延々と歩きやっと四辻に到着。
もはや誰もいない。
人工林の中を、天城GCの方へ急ぐ。あたりは薄暗い。
17:00にGC到着。森から抜けると、急にあたりは明るくなり、学生らしきグループが大きな声ではなしあっている。女性のお尻を見ると泥んこ。そう、結構泥が多くて滑り安いコースだった。
結局、合計4時間の想定外に大変な山登りになってしまった。
行程の大部分は、木に覆われている。そのために、直射日光を受けずに済んだが、それでも汗を絞り切る登山だった。
真夏も近い。
天城山に登る前に大室山に登った。印象深い形状の火山でした。リフトで頂上へ。 |
天城高原ゴルフコースの入り口。登山者用の駐車場はさらに奥にあるが、間違えてここに駐車してしまった。 |
ゴルフ場のエントランス。ここに登山者用の駐車場がある。 |
涸沢分岐。この上で道を間違えた。 |
道なき道を歩きやっと尾根道へ合流。 |
万三郎岳頂上に到着 |
セルフタイマーで記念撮影 |
見晴らしのある場所はほとんどない |
尾根道は歩きやすい |
尾根道から見た天城高原GC |
天気は比較的良好。稲取方面。 |
万二郎岳のよう |
万二郎岳に到着 |