丹沢山系の畦ヶ丸に登ってきた。
西丹沢自然教室から出発し、山頂を経由し、大滝橋まで降りてきた。
トータル12㎞、800m程度ののぼり、4時間半の行程であった。
ルート全体の約半分が、谷筋の道であり、頻繁に沢を横切る必要がある。
木の橋がかかっているが、降雨時は気を付けたほうがよいかもしれない。
畦ヶ丸山は、派手さはなく、頂上からの眺望もないが、ブナの木々が登山道、山頂をおおっている心休まるナイスな山であった。
今年は、やはり暖冬(本日夜から関東平野でも積雪の天気予報だが)。昨年丹沢山系のほかの山々はもれなく積雪がみられたが、今年はまったくなし。
最初は、自然教室の横にある吊り橋をわたる。
すぐに谷合のルートが始まる。
石、岩の上を歩くところもあり、歩きにくい。
しばらく歩くと、道はやがて谷筋を離れて、斜面をのぼってゆくようになり、やがて尾根道になる。
尾根の葉っぱを落としたブナ林の間から、道志村の大室山とおぼしきピークが陽の光に映えているのが望める。
道は踏み込まれているが、不思議に頂上に着くまで一人の登山者にも遭わず。
道はやがて緩やかになってくると頂上に到着。
女性3人グループと、ソロの登山者が休憩中。
立派な塔がたっている。
天気のせいもあるが、眺望はあまりよくない。
時間がまだ早いので、昼食をせず、すぐに出発。
すぐに避難小屋がある。
少しのぞいてみたが、なんと中にトイレとストーブがある。
薪ストーブは使ってよいようである。
そのせいか小屋の周りには枯れ枝があまり落ちいていない。
中はすごくきれいでにおいもない。
ガラスの窓が付いており、明るい。
ここからは下りのみのコース。
しばらく尾根道を歩き、大滝峠上からは、斜面をジグザクに谷合まで降りてくる。
そのあとは、ひたすら、谷川を右に左にくる返し、最後は林道を経由して、バス道に出る。
クルマを自然教室においたので、歩こうかと思ったが、奇跡的にバスがあったので、
自然教室まで乗った。
バスには、乗客はゼロ。
この冬登った、大山、鍋割山、塔ノ岳に比べると人気は無いようである。
頂上から下まで、出会った人はたったの一人。
その代り静かな山歩きを楽しめる。
西丹沢自然教室から左回り。約12km。4時間
今日の自然教室。係員の方はすでに勤務中。
最初は、この吊り橋で対岸へ。
途中このような砂防ダムがたくさんある。中には、昭和8年内務省管掌というのがある。
このような橋を何回もわたる。
標識は充実しており迷うことなし。
尾根が見えてき始めてきた。
”善六ノタワ”通過。
尾根道からは、道志のほうの峰が見えてきた。
やっと頂上が見えてきた。
なんだか真ん丸・・・
歩きやすい尾根道が続く。
だんだん頂上が近づく。
最後のきついのぼり
ここが頂上。
1292mの頂上
ソロの人にお願いして取ってもらった記念写真
下界は曇ってよく見えず。
これが畦ヶ丸山の避難小屋。
中には立派なストーブ。
下はタイル張り。掃除が行き届ききれい。
小屋の前は三叉路。ソロの人はモロクボのほうに降りて行った。
振り返った畦が丸山。こっちから見ても丸い。
奇跡的に富士山が見えた!
ここが、大滝峠上のよう。尾根道から分かれて急峻な斜面の道を下る。
このような高い場所でもきれいな植林をしている。
ミツマタの花がもう咲いている。
一軒屋避難小屋に到着。
中はものすごくきれいで、バケツと雑巾も完備。
床には埃もない!!!
林道からの登山口
40年くらい前のTVが捨てられている
林道の入り口。右に降りると大滝キャンプ場。
この時期お客様はいない模様。
自然教室に帰着。車が増えている。
道路わきにあった、樹齢2000年の巨大な箒杉
近寄るとその巨大さに圧倒される。